このように、追加された処方薬が漫然と継続されることで、薬剤の副作用や重複投与の可能性、さらには、服用できない薬剤の増加に…
薬学実践問題(法規) 第319問
このように、追加された処方薬が漫然と継続されることで、薬剤の副作用や重複投与の可能性、さらには、服用できない薬剤の増加による残薬の問題など、ポリファーマシーに関連した様々な課題が発生している。これまで、ポリファーマシーの対策として、国が実施した施策はどれか。2つ選べ。
- (1)「高齢者の医薬品適正使用の指針」の作成を行った。
- (2)ポリファーマシーによる問題がある患者数を半減するとの数値目標を設定した。
- (3)医療保険上の処方箋に記載できる薬剤の剤数の上限を設けた。
- (4)患者の服用する薬剤を減らした場合の取組みについて診療報酬で評価した。
- (5)同時に使用する薬剤の剤数が₁₀ を超えた分の薬剤費の自己負担割合を増やした。問320−321 ₆₂ 歳男性。パーキンソン病にて治療をしていたところ、症状が進行し嚥下が困難になったので、経管投与が開始となった。この患者の妻が薬局に以下の処方箋を持参した。処方箋を受け取った薬剤師は、医師に簡易懸濁法で投与することを提案したところ受け入れられた。薬剤師は、妻に簡易懸濁法による投与方法について指導することにした。なお、今回の処方薬はすべて簡易懸濁法により投与可能である。(処方₁ )ビペリデン塩酸塩錠₁ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₂ 錠)₁ 日₂ 回 朝夕食後 ₁₄ 日分(処方₂ )レボドパ・ベンセラジド塩酸塩錠₁ 回₁ 錠(₁ 日₃ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₁₄ 日分(処方₃ )ランソプラゾールカプセル₁₅ mg₁ 回₁ カプセル(₁ 日₁ カプセル)₁ 日₁ 回 朝食後 ₁₄ 日分
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4) です。
正答として示されているのは 「「高齢者の医薬品適正使用の指針」の作成を行った。」と「患者の服用する薬剤を減らした場合の取組みについて診療報酬で評価した。」 です。
出典:第107回 薬剤師国家試験 問319(厚生労働省 公表)
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