3 歳男児。家族で登山に行き、大量の汗をかいた。当日の夕方に帰宅後、首の周りや額に赤みを伴った小さな丘疹が現れた。以前も…
薬学実践問題(実務) 第336問
3 歳男児。家族で登山に行き、大量の汗をかいた。当日の夕方に帰宅後、首の周りや額に赤みを伴った小さな丘疹が現れた。以前も汗を大量にかいた後には首の周りに同様の症状が現れたことがあり、今回も赤くなった部位に同時に強いかゆみも出現したため父親が近隣の薬局を訪れて相談した。相談された薬剤師は、男児にアレルギー歴がないことを確認し、店頭にある一般用医薬品の外用薬の中から今回の症状を緩和させる医薬品を選択した。選択した医薬品の成分として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- (1)アシクロビル
- (2)ジフェンヒドラミン塩酸塩、酸化亜鉛、グリチルレチン酸
- (3)ナイスタチン、クロラムフェニコール、フラジオマイシン硫酸塩
- (4)インドメタシン、トコフェロール酢酸エステル、アルニカチンキ
- (5)ベタメタゾン吉草酸エステル
正答 (2)
正答は (2)。汗をかいた後に首や額に出たかゆみの強い小さな丘疹はあせもで、抗ヒスタミン薬・酸化亜鉛・グリチルレチン酸を含む外用薬が合います。
あせも(汗疹)は汗の出口がつまって起こる皮膚の炎症です。ジフェンヒドラミンがかゆみを抑え、酸化亜鉛は収れん・保護の作用で患部を乾かし、グリチルレチン酸は炎症を和らげます。まず汗をこまめに拭き、涼しく過ごすことも伝えます。
【ほかの選択肢】
(1) アシクロビルは口唇ヘルペスの再発に使う抗ウイルス薬 誤り
(3) 抗真菌薬と抗菌薬の組合せで、細菌などの感染に使う 誤り
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(4) インドメタシンは筋肉痛・関節痛などに使う外用の鎮痛薬で、小児のあせもに使うものではない 誤り
(5) ステロイドの外用薬で、まず選ぶものではない 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問336(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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