抗リウマチ薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(薬理) 第156問
抗リウマチ薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)インフリキシマブは、抗ヒトTNF︲a 受容体モノクローナル抗体で、TNF︲aの作用を抑制する。
- (2)アバタセプトは、抗原提示細胞表面のCD₈₀/CD₈₆ に結合して、CD₂₈ を介した共刺激シグナルを抑制する。
- (3)トファシチニブは、ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害して、IL︲₂ 受容体の活性化を介した作用を抑制する。
- (4)トシリズマブは、抗ヒトIL︲₁ b モノクローナル抗体で、IL︲₁ b の作用を抑制する。
- (5)エタネルセプトは、IL︲₆ 受容体の細胞外ドメインとヒトIgG のFc 鎖との融合タンパク質で、IL︲₆ の作用を抑制する。一般問題(薬学理論問題) 【薬理/病態・薬物治療】問157−158 ₅₀ 歳男性。身長₁₇₀ cm、体重₈₁ kg(BMI ₂₈)。特に自覚症状は無く服薬歴もなかったが、健康診断で血圧が高いことを指摘された。家庭での血圧自己測定においても、連日₁₄₀/₉₀ mmHg 台と高く推移していたため受診した。診察室での血圧は₁₄₆/₉₂ mmHg、心拍₆₈ 拍/分(整)で、その他特記すべき異常所見は認められなかった。その後の複数回の受診時の血圧も同様に高く、Ⅰ度高血圧と診断された。飲酒は毎日缶ビール(₃₅₀ mL)₁ 本程度で、喫煙歴はない。しばらく生活習慣の改善を試みたが、診察室・家庭血圧ともに降圧はほとんど認められなかったため、薬物療法を開始することになった。
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「アバタセプトは、抗原提示細胞表面のCD₈₀/CD₈₆ に結合して、CD₂₈ を介した共刺激シグナルを抑制する。」と「トファシチニブは、ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害して、IL︲₂ 受容体の活性化を介した作用を抑制する。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第108回 薬剤師国家試験 問156(厚生労働省 公表)
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