50 歳男性。身長165 cm、体重72 kg。5 年前に脂質異常症及び高血圧症の診断を受け、処方1 による治療が行われ…

薬学実践問題(実務) 第261問

50 歳男性。身長165 cm、体重72 kg。5 年前に脂質異常症及び高血圧症の診断を受け、処方1 による治療が行われていた。本日、外来診療において、脂質異常症のコントロールが不十分であることから、処方2 が追加されることになった。(処方1 )ピタバスタチンCa 錠1 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)アゼルニジピン錠8 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 朝食後   28 日分(処方2 )ペマフィブラート錠0.1 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)1 日2 回 朝夕食後  28 日分(身体所見及び検査値)血圧128/82 mmHg、総ビリルビン0.8 mg/dL、AST 24 IU/L、ALT 12 IU/L、血清クレアチニン0.8 mg/dL、尿酸5.0 mg/dL、BUN 12 mg/dL、LDL︲C 120 mg/dL、HDL︲C 50 mg/dL、TG(トリグリセリド)348 mg/dL、Na 140 mEq/L、K 4.2 mEq/L、Cl 99 mEq/L、空腹時血糖120 mg/dL、HbA1c 5.8%処方2 の追加により発現する可能性がある副作用を回避するために、薬剤師が定期的に確認すべき検査項目として重要性の高いのはどれか。2つ選べ。

正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。スタチンとの併用や腎機能の低下で横紋筋融解症が起こりやすくなるため、血清クレアチニンと CK を確かめます。 ペマフィブラートの重大な副作用に横紋筋融解症があり、筋肉痛・脱力・CK の上昇・赤褐色尿に注意します。スタチン(ピタバスタチン)との併用や腎機能の低下があると起こりやすくなるため、CK で筋の障害を、血清クレアチニンで腎機能を定期的に確かめます。 【ほかの選択肢】 (1) ペマフィブラートは血圧を大きく変える薬ではない 誤り (2) HbA1c は副作用を避けるために確かめる項目として重要性が低い 誤り (4) HDL-C は効果の指標で、ペマフィブラートでは上がる 誤り

出典:第108回 薬剤師国家試験 問261(厚生労働省 公表)出典元ページ

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