今回、予定されていた検査のために入院し、精査した結果、感染の心配が少なくなったためボリコナゾール錠を中止すると、医師から…
薬学実践問題(実務) 第269問
今回、予定されていた検査のために入院し、精査した結果、感染の心配が少なくなったためボリコナゾール錠を中止すると、医師から病棟担当薬剤師に連絡があった。薬剤師が医師へ提案する内容として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- (1)プレドニゾロンの用量を減量する。
- (2)プレドニゾロンの血中濃度を頻回に測定し、投与量を調節する。
- (3)プレドニゾロン錠₅ mg ₁ 日₆ 錠からヒドロコルチゾン錠₁₀ mg ₁ 日₃ 錠に変更する。
- (4)タクロリムスの用量を₁ 日₂ カプセルに減量する。
- (5)タクロリムスの血中濃度を頻回に測定し、投与量を調節する。問270−271 ₆₀ 歳女性。₂₉ 歳より双極性障害と診断され精神科クリニックに定期的に通院し、₄₉ 歳の時に₂ 型糖尿病と高血圧症を指摘された。現在、以下の薬剤を服用中である。₁ 週間前から吐き気とふらつきが出現し、今朝から言葉が出にくくなり、意識がはっきりしなくなったため大学病院に救急搬送され、入院措置がとられた。処方薬による副作用が疑われた。(処方)炭酸リチウム錠₂₀₀ mg₁ 回₂ 錠(₁ 日₆ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₁₄ 日分カルバマゼピン錠₂₀₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₂ 錠)₁ 日₂ 回 朝夕食後 ₁₄ 日分アムロジピン錠₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)シタグリプチンリン酸塩水和物錠₅₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₁₄ 日分フルニトラゼパム錠₁ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 就寝前 ₁₄ 日分(入院時所見)身長₁₅₃ cm、体重₆₆.₃ kg、血圧₉₀/₅₂ mmHg、脈拍₆₈ 拍/分、体温₃₇.₂ ℃、Japan Coma Scale (JCS) ₃、傾眠傾向(入院時検査値)末梢血: 白血球₉,₈₀₀/nL、赤血球₃₃₂ # ₁₀/nL、Hb ₁₁.₆ g/dL、血小板₁₆.₄ # ₁₀/nL、静脈血pH ₇.₃₉血液生化学: 総タンパク₆.₃ g/dL、血清アルブミン₃.₅ g/dL、総ビリルビン₀.₅ mg/dL、AST ₂₁ IU/L、ALT ₂₃ IU/L、c︲GTP ₃₃ IU/L、CK(クレアチンキナーゼ)₈₆ IU/L、血清クレアチニン₁.₂₀ mg/dL、eGFR ₃₆.₃ mL/min/₁.₇₃ m、随時血糖₁₆₁ mg/dL、HbA₁c ₇.₄%、CRP ₂.₀ mg/dL尿所見:pH ₅.₅、蛋白(₁+)、潜血(₂+)、糖(-)、ケトン体(-)頭部CT、MRI:異常なし
正答 (5)
正答は (5) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「タクロリムスの血中濃度を頻回に測定し、投与量を調節する。問270−271 ₆₀ 歳女性。₂₉ 歳より双極性障害と診断され精神科クリニックに定期的に通院し、₄₉ 歳の時に₂ 型糖尿病と高血圧症を指摘された。現在、以下の薬剤を服用中である。₁ 週間前から吐き気とふらつきが出現し、今朝から言葉が出にくくなり、意識がはっきりしなくなったため大学病院に救急搬送され、入院措置がとられた。処方薬による副作用が疑われた。(処方)炭酸リチウム錠₂₀₀ mg₁ 回₂ 錠(₁ 日₆ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₁₄ 日分カルバマゼピン錠₂₀₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₂ 錠)₁ 日₂ 回 朝夕食後 ₁₄ 日分アムロジピン錠₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)シタグリプチンリン酸塩水和物錠₅₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₁₄ 日分フルニトラゼパム錠₁ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 就寝前 ₁₄ 日分(入院時所見)身長₁₅₃ cm、体重₆₆.₃ kg、血圧₉₀/₅₂ mmHg、脈拍₆₈ 拍/分、体温₃₇.₂ ℃、Japan Coma Scale (JCS) ₃、傾眠傾向(入院時検査値)末梢血: 白血球₉,₈₀₀/nL、赤血球₃₃₂ # ₁₀/nL、Hb ₁₁.₆ g/dL、血小板₁₆.₄ # ₁₀/nL、静脈血pH ₇.₃₉血液生化学: 総タンパク₆.₃ g/dL、血清アルブミン₃.₅ g/dL、総ビリルビン₀.₅ mg/dL、AST ₂₁ IU/L、ALT ₂₃ IU/L、c︲GTP ₃₃ IU/L、CK(クレアチンキナーゼ)₈₆ IU/L、血清クレアチニン₁.₂₀ mg/dL、eGFR ₃₆.₃ mL/min/₁.₇₃ m、随時血糖₁₆₁ mg/dL、HbA₁c ₇.₄%、CRP ₂.₀ mg/dL尿所見:pH ₅.₅、蛋白(₁+)、潜血(₂+)、糖(-)、ケトン体(-)頭部CT、MRI:異常なし」が正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第108回 薬剤師国家試験 問269(厚生労働省 公表)
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