処方₂ の製剤が持続性を示す理由として、正しいのはどれか。1つ選べ。…
薬学実践問題(薬剤) 第277問
処方₂ の製剤が持続性を示す理由として、正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)油性の溶剤を用いて、薬効の発現を緩やかにしている。
- (2)薬物と添加剤が不溶性の複合体を形成している。
- (3)体温により、結膜嚢での薬物滞留性を向上させる物質が添加されている。
- (4)涙液の成分により、結膜嚢での薬物滞留性を向上させる物質が添加されている。
- (5)涙液のpH で徐々に溶解する懸濁粒子が配合されている。問278−279 ₅₆ 歳男性。身長₁₇₅ cm、体重₅₂ kg。肝細胞がんに対し、腹腔鏡下肝切除術を施行後であり、末梢静脈輸液にて栄養管理している。現在、以下の輸液を₁ 日₃ 回末梢静脈から投与している。なお、本輸液はダブルバッグ製剤であり、成分が₂ 室に分けられている。術後₂ 日目の検査値より、カリウム製剤(L︲アスパラギン酸カリウム注射液₁₀ mEq/₁₀ mL、₁ アンプル)、及び静注用脂肪乳剤(イントラリポス輸液₂₀%₁₀₀ mL、₁ バッグ)を追加することとなった。輸液:ビタミンB1・糖・電解質・アミノ酸液(₅₀₀ mL 中にブドウ糖₃₇.₅ g、総遊離アミノ酸₁₅ g、チアミン₀.₇₅ mg を含有)総カロリー量 ₂₁₀ kcal非タンパク質カロリー量 ₁₅₀ kcal非タンパク質カロリー/ 窒素量(NPC/N)₆₄(検査値:術後₂ 日目)白血球₁₈,₀₀₀/nL、赤血球₂₀₀ # ₁₀/nL、Hb ₈.₇ g/dL、血小板₃₀ # ₁₀/nL総タンパク₇.₅ g/dL、血清アルブミン₃.₃ g/dL、AST ₂₇ IU/L、ALT ₄₀ IU/L、BUN ₂₀ mg/dL、血清クレアチニン₀.₇ mg/dL、Na ₁₃₂ mEq/L、K ₃.₁ mEq/L、Cl ₁₀₃ mEq/L
正答 (4)
正答は (4) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「涙液の成分により、結膜嚢での薬物滞留性を向上させる物質が添加されている。」が正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第108回 薬剤師国家試験 問277(厚生労働省 公表)
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