救急科において、医師と薬剤師により治療方針に関するカンファレンスが行われた。対応として誤っているのはどれか。1つ選べ。…
薬学実践問題(実務) 第291問
救急科において、医師と薬剤師により治療方針に関するカンファレンスが行われた。対応として誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)患者がアルコールを当日飲んでいたかどうかを母親に確認する。
- (2)解毒剤投与の前に、胃洗浄を優先して実施する。
- (3)患者の治療経過のモニターとして、肝機能検査を実施する。
- (4)血中アセトアミノフェン濃度を測定する。
- (5)解毒剤は特異な匂いがあるため、投与時はソフトドリンクなどに混合する。問292−293 ₄₉ 歳男性。身長₁₆₂ cm、体重₅₀ kg。高血圧症治療のため、かかりつけ内科受診中。降圧効果が思わしくないため、大学病院を紹介受診し精査のため入院となった。精査の結果、両側副腎の腫大が認められたが手術適応はなかった。血液検(注)査の結果から、ARRを求めたところ、₂₉₈ であった。(身体所見及び検査値)血圧₁₅₈/₉₄ mmHg、TG(トリグリセリド)₁₄₇ mg/dL、総コレステロール₁₈₀ mg/dL、PRA(血漿レニン活性)₀.₄₃ ng/mL/hr(仰臥位安静、基準値:₀.₂~₂.₇ ng/mL/hr)、PAC(血漿アルドステロン濃度)₁₂₈ pg/mL(仰臥位安静、基準値:₂₉.₉~₁₅₉ pg/mL)、空腹時血糖₁₁₈ mg/dL、尿酸₆.₈ mg/dL、K ₃.₅ mEq/L、HbA₁c ₆.₅%、血清クレアチニン₁.₅ mg/dL尿糖(-)、尿蛋白(+)、eGFR ₄₀.₇ mL/min/₁.₇₃ m、(注)ARR:アルドステロン濃度/レニン活性比(基準値:₂₀₀ 以下)(紹介状を記載した医師からのコメント抜粋)服用薬 アムロジピン錠₅ mg ₁ 回₁ 錠 朝食後。当院以外受診なし。以前、にきび治療のための抗アンドロゲン薬で女性化乳房を認めた。味の濃い味噌汁などを好み、塩分摂取量が多い。
正答 (2)
正答は (2) です。
この設問は「適切でないもの」を選ぶ形式です。つまり 「解毒剤投与の前に、胃洗浄を優先して実施する。」に誤りが含まれており、残りの選択肢は適切な記述として扱われています。
出典:第108回 薬剤師国家試験 問291(厚生労働省 公表)
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