息子と本人の意向が異なっているため、治療方針について、医師、看護師、薬剤師、メディカルソーシャルワーカーなどで構成された…
薬学実践問題(実務) 第305問
息子と本人の意向が異なっているため、治療方針について、医師、看護師、薬剤師、メディカルソーシャルワーカーなどで構成された倫理コンサルテーションチームでカンファレンスを実施した。今後の対応として適切でないのはどれか。1つ選べ。
- (1)息子にリビングウィルのことを知らせて、家族と医療スタッフの共通認識となるように再度治療方針を話し合う。
- (2)リビングウィルの有無にかかわらず、治療を中止した場合の予後をキーパーソンである息子に理解しやすいように説明する。
- (3)意識が清明でなくなった時の治療選択について、本人が元気な頃に、何か話し合ったことはないかを息子に確認する。
- (4)リビングウィルの作成年月日が入院時のものではなかったため、医療者の治療方針を優先させる。
- (5)終末期の治療について、何らかの意思表示がなかったか、かかりつけ薬局に確認をする。問306−307 ₅₈ 歳男性。以前より、てんかん治療のため脳神経内科を受診し、処方₁ の薬剤を服用していた。(処方₁ )バルプロ酸Na 徐放錠₂₀₀ mg₁ 回₂ 錠(₁ 日₄ 錠)₁ 日₂ 回 朝夕食後 ₉₀ 日分₅ 週間後にてんかん発作が発現し、処方₂ が追加となり、その後、処方₃ 、処方₄ と漸増された。処方₄ の開始₄ 日目に、薬局の薬剤師が服用状況の確認のためフォローアップの電話をしたところ、患者から「発熱があり、眼が充血して皮膚の広い範囲が赤くなっている」旨の訴えがあった。(処方₂ )ラモトリギン錠₂₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後(隔日) ₇ 日分(処方₃ )ラモトリギン錠₂₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₁₄ 日分(処方₄ )ラモトリギン錠₂₅ mg₁ 回₂ 錠(₁ 日₂ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₁₄ 日分
正答 (4)
正答は (4) です。
この設問は「適切でないもの」を選ぶ形式です。つまり 「リビングウィルの作成年月日が入院時のものではなかったため、医療者の治療方針を優先させる。」に誤りが含まれており、残りの選択肢は適切な記述として扱われています。
出典:第108回 薬剤師国家試験 問305(厚生労働省 公表)
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