₂₈ 歳女性。日頃からストレスによる疲労感やイライラを強く感じていて、最近になって胃痛や嘔吐、食欲不振に悩まされるように…
薬学理論問題(化学) 第109問
₂₈ 歳女性。日頃からストレスによる疲労感やイライラを強く感じていて、最近になって胃痛や嘔吐、食欲不振に悩まされるようになった。今回、一般用医薬品を希望して来局したため、症状から六君子湯(ハンゲ、チンピ、ニンジン、ビャクジュツ又はソウジュツ、ショウキョウ、カンゾウ、タイソウ、ブクリョウから構成される)を薦めた。これらの症状に対して六君子湯が有効と考えた主たる根拠として誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)ハンゲには嘔吐を改善するはたらきがある。
- (2)チンピには胃の調子を改善するはたらきがある。
- (3)ニンジンには疲労感を改善するはたらきがある。
- (4)ビャクジュツ又はソウジュツにはイライラを改善するはたらきがある。
- (5)ショウキョウには食欲不振を改善するはたらきがある。問110−111 解糖系では、下の図₁ のように、D︲グルコースがD︲フルクトース₁,₆︲ビスリン酸へと変換されたのちに、₂ 分子のピルビン酸へと分解される。図₁CHOCH2OPO3HOHOOHOHHOH# ₂HOHHOHH3CCO2HHOHHOHピルビン酸CH2OHCH2OPO3D︲グルコースD︲フルクトース₁,₆︲ビスリン酸また、図₂ のように、D︲フルクトース₁,₆︲ビスリン酸は、アルドラーゼによって、代謝物AとBへ変換される。この反応はアルドール反応の逆反応である。図₂CH2OPO3OHOHアルドラーゼHOH代謝物A+2-OPO3HOH(逆アルドール反応)OHCHOH代謝物BCH2OPO3D︲フルクトース₁,₆︲ビスリン酸さらに、図₃ のように、代謝物AとBは細胞質中で酵素的に相互変換可能であり、代謝物Bはさらに代謝物Cを経て、ピルビン酸まで変換される。NAD+NADH図₃+ リン酸+ H+HOHHOH代謝物A2-2-2-OPO3O3POOPO3OHCO代謝物B代謝物COH3CCO2Hピルビン酸
正答 (4)
正答は (4) です。
この設問は「適切でないもの」を選ぶ形式です。つまり 「ビャクジュツ又はソウジュツにはイライラを改善するはたらきがある。」に誤りが含まれており、残りの選択肢は適切な記述として扱われています。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問109(厚生労働省 公表)
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