処方₁ ~₆ のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学実践問題(薬理) 第257問
処方₁ ~₆ のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)トロンボキサン合成酵素を阻害することで、気管支平滑筋の収縮を抑制する。
- (2)アデノシンA1 受容体を遮断して、気管支平滑筋の収縮を抑制する。
- (3)₂ 型ヘルパーT 細胞(Th₂ 細胞)におけるIL︲₅ の産生を抑制することで、肺への好酸球浸潤を抑制する。
- (4)IgE に結合して、IgE が肥満細胞膜上のIgE 受容体に結合するのを阻害することで、炎症性メディエーターの産生を抑制する。
- (5)IL︲₅ に結合して、IL︲₅ が好酸球の細胞膜上のIL︲₅ 受容体に結合するのを阻害することで、血中の好酸球数を減少させる。問258−259 ₂₅ 歳女性。身長₁₅₃ cm、体重₄₀ kg。₁₉ 歳のときにクローン病と診断され、メサラジンとアザチオプリンによる併用療法を実施していたが、効果不十分のため₁ 年前よりアダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注が追加となった。₂ 週間前より、発熱、腹痛及び下痢があり検査目的で入院となった。内視鏡検査の結果、症状が悪化していることが分かり、アダリムマブが以下の処方₁ に変更されるとともに、処方₂ が追加された。(処方₁ )ウステキヌマブ(遺伝子組換え)₁₃₀ mg₁ 日₁ 回 ₂ バイアル生理食塩液₂₅₀ mL点滴静注 ₁ 回分(処方₂ )※エレンタール配合内用剤₈₀ g ₁ 回₁ 袋(₁ 日₃ 袋)朝昼夕 ₇ 日分※成分栄養剤
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「アデノシンA1 受容体を遮断して、気管支平滑筋の収縮を抑制する。」と「IgE に結合して、IgE が肥満細胞膜上のIgE 受容体に結合するのを阻害することで、炎症性メディエーターの産生を抑制する。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問257(厚生労働省 公表)
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