クローン病の症状寛解を目的とした薬物の作用機序のうち、今回までに処方されてきたのとは異なるのはどれか。2つ選べ。…
薬学実践問題(薬理) 第259問
クローン病の症状寛解を目的とした薬物の作用機序のうち、今回までに処方されてきたのとは異なるのはどれか。2つ選べ。
- (1)リンパ球表面に発現するa4 b7 インテグリンに結合することで、リンパ球の腸管粘膜への浸潤を阻害する。
- (2)可溶性及び膜結合型TNF︲a に特異的に結合することで、TNF︲a の受容体への結合を阻害する。
- (3)IL︲₁₂ 及びIL︲₂₃ のp₄₀ サブユニットに結合することで、ヘルパーT 細胞の活性化を抑制する。
- (4)生体内でチオイノシン酸となり、イノシン酸と拮抗してプリンヌクレオチドの生合成を阻害する。
- (5)細胞内でグルココルチコイド受容体に結合し、核内移行して遺伝子転写を調節することで、抗炎症作用を示す。問260−261 ₅₈ 歳男性。身長₁₆₅ cm、体重₈₅ kg。₂ 年前より₂ 型糖尿病と診断され、以下の内服治療を行ってきた。(処方₁ )シタグリプチンリン酸塩錠₁₀₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₂₈ 日分(処方₂ )ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠₁₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₂₈ 日分(処方₃ )メトホルミン塩酸塩錠₅₀₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₃ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₂₈ 日分今回患者がかかりつけ薬局に処方箋を持参した際、薬局薬剤師は、処方₁ ~処方₃ が処方₂ ~処方₄ に変更されていることを確認した。(処方₄ )セマグルチド(遺伝子組換え)皮下注₂ mg₁ キット週に₁ 回₀.₂₅ mg 皮下注射薬局薬剤師が患者に確認したところ、患者からは「医師から血糖コントロールが不十分と言われた。低血糖の症状はない。ただどうしても食事の量を減らすことができない。体重がまた少し増えた。」との情報が得られた。
正答 (1)(5)
正答は (1)と(5) です。
正答として示されているのは 「リンパ球表面に発現するa4 b7 インテグリンに結合することで、リンパ球の腸管粘膜への浸潤を阻害する。」と「細胞内でグルココルチコイド受容体に結合し、核内移行して遺伝子転写を調節することで、抗炎症作用を示す。問260−261 ₅₈ 歳男性。身長₁₆₅ cm、体重₈₅ kg。₂ 年前より₂ 型糖尿病と診断され、以下の内服治療を行ってきた。(処方₁ )シタグリプチンリン酸塩錠₁₀₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₂₈ 日分(処方₂ )ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠₁₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₂₈ 日分(処方₃ )メトホルミン塩酸塩錠₅₀₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₃ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₂₈ 日分今回患者がかかりつけ薬局に処方箋を持参した際、薬局薬剤師は、処方₁ ~処方₃ が処方₂ ~処方₄ に変更されていることを確認した。(処方₄ )セマグルチド(遺伝子組換え)皮下注₂ mg₁ キット週に₁ 回₀.₂₅ mg 皮下注射薬局薬剤師が患者に確認したところ、患者からは「医師から血糖コントロールが不十分と言われた。低血糖の症状はない。ただどうしても食事の量を減らすことができない。体重がまた少し増えた。」との情報が得られた。」 です。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問259(厚生労働省 公表)
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