処方₂ の製剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学実践問題(薬剤) 第267問
処方₂ の製剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)乳酸・グリコール酸共重合体が使用されている。
- (2)高分子で薬物結晶をコーティングしている。
- (3)マトリックスを形成している高分子が分解することにより薬物を放出する。
- (4)自己乳化型マイクロエマルション製剤である。
- (5)粉末部の薬剤を液体部の溶液で溶解して使用する製剤である。問268−269 ₄₃ 歳男性。既婚で妻と二人暮らし。糖尿病治療のため、インスリンの自己注射を行っている。インスリン療法開始から₁ 年程度経過し、血糖値は正常値に近づいてきた。しかし、食事をとらずに注射したときや入浴中の低血糖症状による意識障害により、救急搬送を何度か経験しており、グルカゴン注射液を家族が投与できるよう₃ ケ月前に処方(処方₁ )された。しかし、その後重症低血糖による意識障害を起こしている本人を前にして、妻が注射液の調製を失敗してしまい、救急車を待つことしかできなかった。そこで、今後の低血糖対策として、グルカゴン点鼻粉末剤(処方₂ )を使用できるよう、妻同席のもと医師による説明が実施され、薬剤部には薬剤の使用方法等について説明の依頼があった。(処方₁ )グルカゴン(遺伝子組換え)注射用₁ mg₁ 回₁ 本(溶解用注射用水₁ mL 添付してください)低血糖時 注射用水で溶解後に筋注₁ 回分(処方₂ )グルカゴン点鼻粉末剤₃ mg₁ 回₁ 個低血糖時 鼻腔内に噴霧₁ 回分
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「乳酸・グリコール酸共重合体が使用されている。」と「マトリックスを形成している高分子が分解することにより薬物を放出する。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問267(厚生労働省 公表)
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