治療方針が変更されて₂ 週間後、患者が来院し、診察前の薬剤師との面談で「左腰部から背部に沿ってかゆみがあって、昨日から痛…
薬学実践問題(実務) 第289問
治療方針が変更されて₂ 週間後、患者が来院し、診察前の薬剤師との面談で「左腰部から背部に沿ってかゆみがあって、昨日から痛み出した」と訴えた。薬剤師は、患者情報を収集して副作用を疑い、医師へ情報提供を行った。医師は診察後バラシクロビルを処方した。薬剤師が副作用を疑うきっかけになった患者情報はどれか。2つ選べ。
- (1)メトトレキサートの服用状況
- (2)追加した治療薬の処方内容
- (3)年齢と性別
- (4)水痘ワクチンの接種歴
- (5)肝機能、腎機能問290−291 ₇₉ 歳女性。₃ 年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認め、心エコー検査等の結果、慢性心不全と診断された。処方₁ と処方₂ で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方₁ を処方₃ へ変更し目立った副作用なく病態が安定した。医師は検査値等を確認し、さらに処方₄ を退院時に追加し退院することになった。退院時の検査値等は以下のとおりである。(処方₁ )エナラプリルマレイン酸塩錠₅ mg₁ 回₂ 錠(₁ 日₂ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃₀ 日分(処方₂ )ビソプロロールフマル酸塩錠₂.₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃₀ 日分エプレレノン錠₂₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃₀ 日分(処方₃ )サクビトリルバルサルタン錠₅₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₂ 錠)₁ 日₂ 回 朝夕食後 ₃₀ 日分(処方₄ )ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠₁₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃₀ 日分(検査値)血圧₁₁₀/₇₀ mmHg、心拍₆₀ 拍/分、AST ₂₀ IU/L、ALT ₁₀ IU/L、BUN ₁₅ mg/dL、血清クレアチニン₀.₈ mg/dL、Na ₁₄₂ mEq/L、K ₄.₁ mEq/L、Cl ₁₀₂ mEq/L、血清NT︲pro BNP ₁,₂₀₀ pg/mL、左室駆出率(LVEF)₃₅%、空腹時血糖₁₀₂ mg/dL、HbA₁c ₅.₈%
正答 (1)(2)
正答は (1)と(2) です。
選択肢(1)「メトトレキサートの服用状況」、(2)「追加した治療薬の処方内容」が正答として示されています。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問289(厚生労働省 公表)
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