この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学実践問題(病態) 第303問
この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)腫瘍マーカーのCEA やCA₁₉︲₉ の上昇が見られる。
- (2)予後は、グリーソン(Gleason)スコアによって評価される。
- (3)二次治療による横紋筋融解症に注意する。
- (4)重度の動脈血栓塞栓症が出現した場合、ラムシルマブを中止する。
- (5)二次治療が治療抵抗性となった場合には、トラスツズマブの追加を考慮する。問304−305 ₂₈ 歳女性。入院中にクロルプロマジン₁₀₀~₄₅₀ mg/日で₁ 年以上、オランザピン₁₀ mg/日で₄ 週間、リスペリドン₆ mg/日で₈ 週間治療を継続してきたが、「誰かに見張られている」、「誰かに首をグルグルされる」、「思考がとられる」などの精神病症状(幻覚妄想症状)が消失せず、難治性精神疾患と診断された。家族の同意を得てクロザピンが導入され、投与開始から₂₀ 週間、入院での治療となった。外泊をするなど日常生活が送れる程度に症状が安定したため、以下の処方で退院となり、外来において多職種連携のもと治療継続することになった。退院時の血液検査や心電図などには異常所見が認められなかった。(処方)クロザピン錠₁₀₀ mg₁ 回₂ 錠(₁ 日₆ 錠)ビペリデン塩酸塩錠₁ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₃ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₁₄ 日分
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「腫瘍マーカーのCEA やCA₁₉︲₉ の上昇が見られる。」と「重度の動脈血栓塞栓症が出現した場合、ラムシルマブを中止する。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問303(厚生労働省 公表)
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