75 歳女性。7 日前に誕生日を迎えた。その少し前に、誕生日以降に使用できる医療保険証が郵送されてきた。70 歳の夫と二…
薬学実践問題(法規) 第311問
75 歳女性。7 日前に誕生日を迎えた。その少し前に、誕生日以降に使用できる医療保険証が郵送されてきた。70 歳の夫と二人暮らしである。高血圧症と閉塞隅角緑内障の治療のため、ロサルタン錠とビマトプロスト点眼液を使用している。3 日前、熱中症で救急病院に入院となった。入院後、寝つきが悪いとの訴えがあったため睡眠導入薬を追加することとなった。この病棟を担当している薬剤師は、患者を担当している研修医から睡眠導入薬について相談を受けた。患者からは、「寝つきが悪いので、早く眠れる薬が欲しい。でも、睡眠薬は効果が翌朝まで残ることがあると聞いたので不安だ。翌朝に影響の少ない薬がよい。」との希望があった。この女性の夫は、自身が利用しているかかりつけ薬局を訪れた。夫は薬剤師に、妻の入院や妻宛てに郵送された医療保険証のことなどを相談した。その医療保険証の医療保険制度に関する薬剤師の説明内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
- (1)所得により医療費の窓口負担割合が異なります。
- (2)運営主体は全国健康保険協会です。
- (3)保険料の支払いは免除されます。
- (4)65 歳以上75 歳未満の方は一定の障害と認定された場合、加入することができます。
- (5)当該制度の加入者は高額療養費制度を利用できません。
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4)。75歳で加入する後期高齢者医療制度では、窓口負担の割合が所得で異なり、65〜74歳でも一定の障害の認定で加入できます。
75歳の誕生日から後期高齢者医療制度の被保険者になり、新しい保険証が届きます。窓口負担は原則1割で、一定以上の所得がある人は2割、現役並みの所得がある人は3割です。65歳以上75歳未満でも、一定の障害があると広域連合の認定を受ければ加入できます。
【ほかの選択肢】
(2) 運営主体は、都道府県ごとにすべての市町村が加入する後期高齢者医療広域連合。全国健康保険協会は協会けんぽの運営主体 誤り
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(3) 保険料は免除されず、被保険者一人ひとりが納める(年金からの天引きなど) 誤り
(5) 後期高齢者医療制度の加入者も高額療養費制度を利用できる 誤り
出典:第109回 薬剤師国家試験 問311(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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