引越し後、処方₁ を当該薬局において調剤した際、患者の娘から使い方の説明を求められた。薬剤師が行う説明として適切なのはど…
薬学実践問題(実務) 第313問
引越し後、処方₁ を当該薬局において調剤した際、患者の娘から使い方の説明を求められた。薬剤師が行う説明として適切なのはどれか。2つ選べ。
- (1)腰の痛い場所に貼ってください。
- (2)皮膚に傷のあるところには貼付しないでください。
- (3)半分に切って使用しないでください。
- (4)使用済のお薬は、接着面を表にして処分してください。
- (5)このお薬がよく効くように、貼った部位を電気毛布等でよく温めてください。問314−315 大学病院で循環器内科を担当している薬剤師が、循環器内科病棟の医師から「糖尿病の治療薬である医薬品A(カプセル剤)が心不全にも効果があるという報告を聞いたので、当院でも効果を検証することを目的として、無作為化二重盲検比較試験を実施したいと考えている。認定臨床研究審査委員会に申請したいので、研究計画書について薬剤師の立場から追加や修正した方が良いところがあるかチェックしてほしい。」と依頼された。研究の概要は以下のとおりである。なお、医薬品Aは日本では心不全の適応はない。<比較試験の計画(一部抜粋)>(注1)対象患者: 成人の心不全患者(心機能はNYHA分類Ⅱ度かつ左室駆出率(注2)が低下(₄₀%未満)した心不全(HFrEF))除外基準:重症の糖尿病患者又は重症の腎機能障害患者評価項目: 心不全で入院するまでの期間方 法: 心不全の標準治療に医薬品Aを追加服用する群(介入群)と心不全の標準治療のみを行う群(非介入群)に₁:₁ の比で無作為に分け、₃₆ ケ月それぞれの治療を実施する。両群とも被験薬は病院内で調剤する。介入群には医薬品Aを、非介入群にはプラセボ薬を投与する。(注₁ )NYHA:New York Heart Association(ニューヨーク心臓協会)(注₂ )HFrEF:heart failure with reduced ejection fraction
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「皮膚に傷のあるところには貼付しないでください。」と「半分に切って使用しないでください。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問313(厚生労働省 公表)
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