服薬は正しく継続され、副作用もみられなかったが、₁ ケ月前から労作時の息切れが徐々に増悪するようになった。₂ ~₃ 日前…
薬学理論問題(病態) 第157問
服薬は正しく継続され、副作用もみられなかったが、₁ ケ月前から労作時の息切れが徐々に増悪するようになった。₂ ~₃ 日前からは安静時にも息苦しさを自覚するようになり、昨夜突然、強い咳を伴った呼吸困難が出現したため救急搬送された。下肢に浮腫が認められ、血圧は₈₈/₆₀ mmHg であった。心臓超音波検査を行ったところ、左室駆出率(LVEF)は₃₀%に低下していた。さらに、胸部X 線検査により肺うっ血と軽度な心拡大の所見が認められ、慢性心不全の急性増悪と診断され入院となった。この患者の来院時の病態及び症状に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)右心機能は正常である。
- (2)心臓からのナトリウム利尿ペプチドの分泌が亢進している。
- (3)心電図でST 上昇が認められる。
- (4)呼吸症状は、起坐位よりも仰臥位で増悪する。
- (5)尿量は増加している可能性が高い。一般問題(薬学理論問題) 【薬理】
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「心臓からのナトリウム利尿ペプチドの分泌が亢進している。」と「呼吸症状は、起坐位よりも仰臥位で増悪する。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第110回 薬剤師国家試験 問157(厚生労働省 公表)
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