過敏性腸症候群治療薬に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(薬理) 第161問
過敏性腸症候群治療薬に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)ポリカルボフィルカルシウムは、胃内の酸性条件下でカルシウムを脱離し、腸管腔内において膨潤・ゲル化することで、水分バランスを調節する。
- (2)ラモセトロンは、求心性神経終末に存在するセロトニン₅︲HT3 受容体を遮断することで、大腸痛覚の伝達を抑制する。
- (3)メペンゾラートは、副交感神経のセロトニン₅︲HT4 受容体を刺激し、アセチルコリン遊離を促進することで、腸運動を亢進する。
- (4)トリメブチンは、消化管運動亢進時には、アドレナリン作動性神経のオピオイドn 受容体を刺激することで、腸運動を抑制する。
- (5)リナクロチドは、胆汁酸トランスポーターを阻害し、胆汁酸の再吸収を抑制することで、腸管内に水分及び電解質を分泌させる。一般問題(薬学理論問題) 【薬理/病態・薬物治療】問162−163 ₅₀ 歳男性。営業職で飲酒の機会が多く、₅ 年間で体重は₈ kg 増加した。健診にて₄ 年前より高血糖を指摘されていたが、放置していた。最近、口渇と頻尿を認めるようになったため病院を受診し検査を受けた結果、₂ 型糖尿病と診断された。服薬歴なし。喫煙₂₀ 本/日。運動習慣はない。
正答 (1)(2)
正答は (1)と(2) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「ポリカルボフィルカルシウムは、胃内の酸性条件下でカルシウムを脱離し、腸管腔内において膨潤・ゲル化することで、水分バランスを調節する。」と「ラモセトロンは、求心性神経終末に存在するセロトニン₅︲HT3 受容体を遮断することで、大腸痛覚の伝達を抑制する。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第110回 薬剤師国家試験 問161(厚生労働省 公表)
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