その後、この患者に対して、以下の処方で治療が開始されることになった。(処方)プレドニゾロン錠₅ mg 朝₃ 錠、昼₂ 錠…
薬学実践問題(実務) 第297問
その後、この患者に対して、以下の処方で治療が開始されることになった。(処方)プレドニゾロン錠₅ mg 朝₃ 錠、昼₂ 錠、夕₁ 錠(₁ 日₆ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₇ 日分この患者に対する入院中から退院時の服薬指導において、病棟薬剤師が患者に伝える内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
- (1)重篤な臓器障害が発症した場合は、ステロイドパルス療法として₁ クール₇ 日間点滴投与すること。
- (2)ステロイド抵抗性を示した場合は、免疫抑制薬が追加されること。
- (3)退院後の維持療法では、同用量のプレドニゾロンが用いられること。
- (4)屋外での作業時には日よけをすること。
- (5)妊娠は、病状に影響しないこと。問298−299 ₃₅ 歳男性。肘や膝に黄色っぽい隆起が見られるようになったため、心配になり医療機関を受診したところ、精査目的にて入院となった。身体所見及び検査値と家族歴は、以下のとおりであった。(身体所見及び検査値)身長₁₆₈ cm、体重₇₆ kg、血圧₁₁₈/₇₆ mmHg、LDL︲C ₂₆₂ mg/dL、HDL︲C ₆₂ mg/dL、TG(トリグリセリド)₁₄₅ mg/dL、空腹時血糖₁₁₃ mg/dL、HbA₁c ₅.₉%、AST ₁₀₂ IU/L、ALT ₂₂ IU/L、CK(クレアチンキナーゼ)₄,₂₁₅ IU/L(家族歴)父親が₅₀ 歳で心筋梗塞を発症また問診の結果、₃ ケ月前に他の医療機関でLDL コレステロール高値を指摘されロスバスタチンにて治療を行っていたが、₁ ケ月前から筋肉痛や脱力感を自覚するようになったため、最近₁ 週間は自己判断で服用を中止していることが分かった。今回の診察で、肘や膝の皮膚の隆起は皮膚結節性黄色腫であることが判明し、アキレス腱にも著明な肥厚が見られた(X 線撮影により肥厚は₉.₀ mm)。
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「ステロイド抵抗性を示した場合は、免疫抑制薬が追加されること。」と「屋外での作業時には日よけをすること。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第110回 薬剤師国家試験 問297(厚生労働省 公表)
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