18 歳女性。アレルギー性鼻炎と診断され、治療中である。その他の既往歴及び常用薬はない。…
薬学理論問題(病態) 第157問
18 歳女性。アレルギー性鼻炎と診断され、治療中である。その他の既往歴及び常用薬はない。アレルギー性鼻炎の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)通年性アレルギー性鼻炎の原因では、スギ花粉が最も多い。
- (2)季節性アレルギー性鼻炎は、アレルギー性結膜炎を併発しやすい。
- (3)鼻噴霧用副腎皮質ステロイド薬は、くしゃみ鼻漏型と鼻閉型の両方に有効である。
- (4)既存治療で効果不十分な難治例に対しては、エタネルセプトが適用される。
- (5)減感作療法は、通常2 ~3 週間で終了する。
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。季節性(花粉症)は結膜炎を合併しやすく、鼻噴霧用ステロイド薬はくしゃみ・鼻漏型にも鼻閉型にも効きます。
花粉は目の粘膜にもつくため、季節性アレルギー性鼻炎はアレルギー性結膜炎を伴うことが多くなります。鼻噴霧用ステロイド薬は局所の炎症を広く抑え、鼻の症状すべてに効き、全身の副作用が少ない薬です。
【ほかの選択肢】
(1) 通年性の原因はハウスダスト(ダニ)が最も多い。スギ花粉は季節性 誤り
(4) 重症の季節性アレルギー性鼻炎で既存の治療が効かない場合に使う抗体薬は、抗 IgE 抗体のオマリズマブ。エタネルセプトは関節リウマチなどに使う TNF の阻害薬 誤り
(5) 減感作療法(アレルゲン免疫療法)は、3〜5年ほど続ける 誤り
【ポイント】
舌下免疫療法は、スギ花粉とダニの2つに使えます。
出典:第111回 薬剤師国家試験 問157(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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