72 歳女性。嗄声が継続していたため近医を受診した。胸部 X 線検査で右肺腫瘤を指摘され、総合病院呼吸器内科を紹介受診し…

薬学実践問題(生物) 第224問

72 歳女性。嗄声が継続していたため近医を受診した。胸部 X 線検査で右肺腫瘤を指摘され、総合病院呼吸器内科を紹介受診した。精査の結果、cT2N3M1b、Stage ⅣA の非小細胞肺がん(腺がん)と診断された。パフォーマンスステータス(PS)0 。EGFR 遺伝子変異陰性、ALK 遺伝子転座陰性、ROS1 遺伝子転座陰性、BRAF 遺伝子変異陰性、PD-L1 ≧ 50%。一次治療としてペムブロリズマブが投与されることになった。本治療には、腫瘍抗原に対する T 細胞の免疫応答と、この免疫応答を調節するための免疫チェックポイントの機能が関わっている。T 細胞の免疫応答に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

正答 (1)(5)
正答は (1)と(5) です。 この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「樹状細胞は、ヘルパー T 細胞に腫瘍抗原などの抗原を提示する。」と「がん細胞の PD-L1 は、PD-1 と結合することによりキラー T 細胞に抑制性のシグナルを伝えて免疫応答を抑える。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。

出典:第111回 薬剤師国家試験 問224(厚生労働省 公表)

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