院内の感染症対策委員会において、インフルエンザ流行への対応策を検討した結果、高齢者の死亡リスクがあるため、面会制限を実施…

薬学実践問題(衛生) 第226問

院内の感染症対策委員会において、インフルエンザ流行への対応策を検討した結果、高齢者の死亡リスクがあるため、面会制限を実施するとともに、薬剤師が院内スタッフへ向けて感染予防の講義を行うことになった。委員会を見学していた実務実習生から、「高齢者の死亡リスクはどのようにして求めるのですか。」と質問があったため、指導薬剤師が高齢者の死亡リスクを求める模擬データを用いた課題を出した。(模擬データ)インフルエンザウイルス感染者数と 28 日以内の死亡者数模擬データにおいて、55~64 歳と比較した 80~94 歳の年齢群の死亡リスクのオッズ比として最も近いのはどれか。1つ選べ。

薬剤師 2026年(令和8年) 第226問の図
正答 (4)
正答は (4)。55〜64歳は感染者1,000人中死亡2人、80〜94歳は1,000人中死亡30人で、オッズ比は (30/970)÷(2/998)≒15 です。 年齢群をまとめて、死亡と生存の人数を出します(表は紙面の図)。 55〜64歳:感染者 600+400 = 1,000人、死亡 1+1 = 2人、生存 998人 80〜94歳:感染者 400+300+300 = 1,000人、死亡 5+10+15 = 30人、生存 970人 オッズ(55〜64歳)= 2÷998 ≒ 0.00200
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オッズ(80〜94歳)= 30÷970 ≒ 0.0309 オッズ比 = 0.0309÷0.00200 ≒ 15.4 最も近いのは15です。 【ほかの選択肢】 (1) 0.30、(2) 1.5、(3) 3.0、(5) 30 上の計算と合わない 誤り 【ポイント】 死亡がまれなときは、オッズ比はリスク比(ここでは 0.030÷0.002=15)にほぼ等しくなります。

出典:第111回 薬剤師国家試験 問226(厚生労働省 公表)出典元ページ

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