55 歳男性。最近、物が二重に見えたり、頭痛やめまい症状が現れたりしたため、大学病院を受診し、造影 CT 検査を受けるた…
薬学実践問題(実務) 第332問
55 歳男性。最近、物が二重に見えたり、頭痛やめまい症状が現れたりしたため、大学病院を受診し、造影 CT 検査を受けるために入院となった。医師は造影剤としてイオパミドール注射液を使用予定である。本剤の使用にあたり、入院支援センターの薬剤師が収集する情報として重要性が高いのはどれか。2つ選べ。
- (1)亜鉛サプリメントの使用
- (2)閉所に対する恐怖
- (3)気管支ぜん息の既往
- (4)脂質異常症治療薬の使用
- (5)腎機能
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。ヨード造影剤では、気管支ぜん息のある人で重い過敏症が起こりやすく、腎機能が悪い人では造影剤腎症の危険があります。
イオパミドールはヨード造影剤です。気管支ぜん息の既往があると、ショックなど重い副作用の危険が高まります。また腎臓から排泄されるため、腎機能が低下していると造影剤による急性腎障害が起こりやすく、事前に腎機能を確認します。ビグアナイド系糖尿病薬を飲んでいる場合も、乳酸アシドーシスの点から確認します。
【ほかの選択肢】
(1) 亜鉛サプリメントの使用は、ヨード造影剤の安全性とは関係が薄い 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 閉所への恐怖は、筒の中に長く入る MRI 検査で問題になる 誤り
(4) 脂質異常症治療薬は、ヨード造影剤の使用で特に確認すべき薬ではない 誤り
出典:第111回 薬剤師国家試験 問332(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「薬学実践問題(実務)」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第338問65 歳男性。進行非小細胞肺がんの治療のためカルボプラチン、ペメトレキセド、ベバシズマブ
- 2025年(令和7年) 第321問69 歳男性。一人暮らし。隣県に息子が住んでおり、休日にこの男性の世話をしている。処方1
- 2021年(令和3年) 第291問68 歳男性。30 歳時に結核、52 歳時に脂質異常症を指摘され、ロスバスタチンを内服中
- 2022年(令和4年) 第262問48 歳女性。月経あり。乳がん(ER 及びPgR 陽性、HER2 陰性)と診断され左乳房
- 2023年(令和5年) 第234問68 歳男性。身長173 cm、体重65 kg。大動脈弁狭窄症に対する手術を行い集中治療
- 2024年(令和6年) 第204問72 歳女性。近医で2 年前に高血圧症及びうつ病と診断され、薬物治療が開始された。1 年
スポンサーリンク

