図に示す高周波増幅部の同調回路において、可変コンデンサCV の最大静電容量が250〔pF〕、最小静電容量が30〔pF〕で…

無線工学 無線工学 A-13

図に示す高周波増幅部の同調回路において、可変コンデンサCV の最大静電容量が250〔pF〕、最小静電容量が30〔pF〕であった。このとき受信できる最低受信周波数を1.9〔MHz〕とするための同調コイルL2 のインダクタンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、同調回路全体の漂遊(浮遊)容量は30〔pF〕とする。また、コイルL1の影響は無視するものとする。

第一級アマチュア無線技士 2026年(令和8年)5月期 無線工学 A-13の図
正答 (4)
正答は (4)。 【結論】 同調周波数は f = 1/(2π√LC) で、静電容量が最大のときに最低の周波数になります。最大の静電容量は、可変コンデンサの最大値に漂遊容量を加えた値です。  C = 250 + 30 = 280〔pF〕 = 280 × 10⁻¹²〔F〕 式をLについて解くと、  L = 1/{(2πf)²C}  2πf = 2 × 3.14 × 1.9 × 10⁶ ≒ 1.19 × 10⁷  (2πf)² ≒ 1.43 × 10¹⁴  (2πf)²C ≒ 1.43 × 10¹⁴ × 280 × 10⁻¹² ≒ 4.0 × 10⁴
解説の続きをみる続きを閉じる
 L ≒ 1 ÷ (4.0 × 10⁴) = 2.5 × 10⁻⁵〔H〕 = 25〔μH〕 【誤りの選択肢】 (1) 2.5〔μH〕は桁を一つ取り違えた値です (2) (3) (5) 最大容量と漂遊容量の和280〔pF〕で計算した値と合いません。漂遊容量を足し忘れて250〔pF〕で計算すると約28〔μH〕になり、どれとも一致しません 【見分け方】 「最低受信周波数」には「最大静電容量(+漂遊容量)」を組み合わせます。最小静電容量の30〔pF〕は、最高受信周波数を求めるときに使う値です。

出典:2026年(令和8年)5月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-13(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「無線工学」のほかの問題

  1. 2025年(令和7年)11月期 無線工学 A-11次の記述は、周波数変調(F3E)波について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の
  2. 2025年(令和7年)11月期 無線工学 B-1 ウ次の記述は、各種の電気現象等について述べたものである。このうち正しいものを1、誤っている
  3. 2025年(令和7年)11月期 無線工学 A-22半波長ダイポールアンテナに対する相対利得7〔dB〕、地上高20〔m〕の送信アンテナに、周
  4. 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 A-11次の記述は、図に示す送信機の終段電力増幅器に用いるπ 形結合回路の調整方法について述べた
  5. 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 B-2 イ次の記述は、可変容量ダイオードについて述べたものである。[  ]内に入れるべき字句を下の
  6. 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 B-5 ウ次の記述は、標準信号発生器(SG)について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句を

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク