図に示す高周波増幅部の同調回路において、可変コンデンサCV の最大静電容量が250〔pF〕、最小静電容量が30〔pF〕で…
無線工学 無線工学 A-13
図に示す高周波増幅部の同調回路において、可変コンデンサCV の最大静電容量が250〔pF〕、最小静電容量が30〔pF〕であった。このとき受信できる最低受信周波数を1.9〔MHz〕とするための同調コイルL2 のインダクタンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、同調回路全体の漂遊(浮遊)容量は30〔pF〕とする。また、コイルL1の影響は無視するものとする。
- (1)2.5〔μ H〕
- (2)6.3〔μ H〕
- (3)10〔μ H〕
- (4)25〔μ H〕
- (5)40〔μ H〕
正答 (4)
正答は (4)。
【結論】
同調周波数は f = 1/(2π√LC) で、静電容量が最大のときに最低の周波数になります。最大の静電容量は、可変コンデンサの最大値に漂遊容量を加えた値です。
C = 250 + 30 = 280〔pF〕 = 280 × 10⁻¹²〔F〕
式をLについて解くと、
L = 1/{(2πf)²C}
2πf = 2 × 3.14 × 1.9 × 10⁶ ≒ 1.19 × 10⁷
(2πf)² ≒ 1.43 × 10¹⁴
(2πf)²C ≒ 1.43 × 10¹⁴ × 280 × 10⁻¹² ≒ 4.0 × 10⁴
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L ≒ 1 ÷ (4.0 × 10⁴) = 2.5 × 10⁻⁵〔H〕 = 25〔μH〕
【誤りの選択肢】
(1) 2.5〔μH〕は桁を一つ取り違えた値です
(2) (3) (5) 最大容量と漂遊容量の和280〔pF〕で計算した値と合いません。漂遊容量を足し忘れて250〔pF〕で計算すると約28〔μH〕になり、どれとも一致しません
【見分け方】
「最低受信周波数」には「最大静電容量(+漂遊容量)」を組み合わせます。最小静電容量の30〔pF〕は、最高受信周波数を求めるときに使う値です。
出典:2026年(令和8年)5月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-13(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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