次の記述は、スイッチング電源回路について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。…
無線工学 無線工学 A-17
次の記述は、スイッチング電源回路について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 代表的な方式は、出力電圧を基準電圧と比較して、その誤差信号に応じてスイッチングのオン、オフの[A]を制御することにより、平均出力の定電圧制御を行う。(2) スイッチング電源回路は、三端子レギュレータ等を用いた連続制御(線形制御)形電源回路と比べ効率が[B]。また、原理的に雑音が[C]。
- (1)A: 振幅 B: 低い C: 出やすい
- (2)A: 振幅 B: 高い C: 出にくい
- (3)A: 時間 B: 低い C: 出にくい
- (4)A: 時間 B: 高い C: 出にくい
- (5)A: 時間 B: 高い C: 出やすい
正答 (5)
正答は (5)。
【結論】
A スイッチング電源は、出力電圧を基準電圧と比べた誤差に応じて、スイッチ素子のオン・オフの時間(時間の比率)を変え、平均の出力電圧を一定に保ちます(PWM制御など)。
B スイッチ素子は完全なオンか完全なオフの状態で使うので、素子での電力損失が小さく、三端子レギュレータなどの連続制御形より効率が高くなります。
C 大きな電流を高速でオン・オフするので、その急な変化が高調波を含む雑音のもとになり、原理的に雑音が出やすくなります。
したがって「時間・高い・出やすい」の (5) です。
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【誤りの選択肢】
(1) (2) 制御するのは振幅ではなく、オン・オフの時間です
(1) (3) 連続制御形は余分な電圧を素子で熱として捨てるので効率が低く、スイッチング形の方が高効率です
(2) (3) (4) スイッチング電源は雑音が出やすく、無線機の近くで使うときは雑音対策が必要です
【関連する知識】
スイッチング周波数を高くすると、変圧器やコンデンサを小さくでき、小形・軽量にできます。
出典:2026年(令和8年)5月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-17(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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