次の記述は、アンテナの放射抵抗の一般的な特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。…
無線工学 無線工学 A-19
次の記述は、アンテナの放射抵抗の一般的な特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
- (1)半波長ダイポールアンテナの放射抵抗は、約37〔Ω〕である。
- (2)アンテナからの放射電力は、放射抵抗で消費される電力に等しい。
- (3)自由空間に置かれた無損失のアンテナの放射抵抗は、実効長の2乗に比例する。
- (4)放射抵抗は、アンテナの入力インピーダンスの抵抗分から導体抵抗などを引いたものとなる。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
【結論】
半波長ダイポールアンテナの放射抵抗は約73〔Ω〕です。約37〔Ω〕は、大地を完全導体とした1/4波長垂直接地アンテナの放射抵抗(半波長ダイポールの約半分)です。したがって (1) は誤りです。
【ほかの選択肢】
(2) 放射抵抗は、アンテナから放射される電力をアンテナ電流の2乗で割ったものとして定義されるので、放射電力は放射抵抗で消費される電力に等しくなります 正しい
(3) 放射される電界はアンテナの実効長と電流の積に比例し、放射電力は電界の2乗に比例するので、放射抵抗は実効長の2乗に比例します 正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) アンテナの入力インピーダンスの抵抗分には、放射抵抗のほかに導体抵抗などの損失抵抗が含まれるので、それを差し引いたものが放射抵抗です 正しい
【覚え方】
半波長ダイポール約73〔Ω〕、1/4波長垂直接地アンテナ約36〔Ω〕(約37〔Ω〕)、折返し半波長ダイポール約292〔Ω〕(73〔Ω〕の約4倍)を組で覚えます。
出典:2026年(令和8年)5月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-19(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
「無線工学」のほかの問題
- 2025年(令和7年)11月期 無線工学 A-17図に示すツェナーダイオードDZ を用いた定電圧回路の、安定抵抗R の値及び負荷抵抗RL
- 2025年(令和7年)11月期 無線工学 B-2 エ次の記述は、位相同期ループ(PLL)回路の原理等について述べたものである。[ ]内に入
- 2025年(令和7年)11月期 無線工学 B-5 ウ次の記述は、電波法令等に基づくアマチュア局の送信設備の「スプリアス発射の強度」及び「不要
- 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 A-17図に示す全波整流回路及びコンデンサ入力形平滑回路において、端子ab 間に交流電圧 Vi
- 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 B-3 ウ次の記述は、DSB(A3E)受信機における混変調について述べたものである。[ ]内に入
- 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 B-1 イ次の記述は、デジタル変調方式及びデジタル伝送方式について述べたものである。このうち正しい
スポンサーリンク

