ボイラーに使用するブルドン管圧力計について、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラーの構造に関する知識 第8問
ボイラーに使用するブルドン管圧力計について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)圧力計は、原則として、胴又は蒸気ドラムの一番高い位置に取り付ける。
- (2)圧力計のコックは、ハンドルが管軸と直角方向になったときに閉じるように取り付ける。
- (3)圧力計と胴又は蒸気ドラムとの間にオリフィスを取り付け、蒸気がブルドン管に直接入らないようにする。
- (4)圧力計では、ブルドン管に圧力が加わり管の円弧が広がると、歯付扇形片が動いて小歯車が回転し、指針が圧力を示す。
- (5)ブルドン管は、断面が扁平な管を円弧状に曲げ、その一端を固定し他端を閉じたものである。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
蒸気がブルドン管に直接入らないようにするために取り付けるのは、オリフィスではなくサイホン管です。
サイホン管は、U字形やらせん形に曲げた管で、中に水を溜めておきます。その水が栓になって熱い蒸気を止め、圧力だけを伝えます。蒸気が直にブルドン管へ入れば、熱で傷み、指示も狂います。
オリフィスは、流れを絞って差圧をつくるための板で、流量計などに使うものです。
【ブルドン管圧力計】
取付け位置 原則として、胴または蒸気ドラムの一番高い位置に取り付ける
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コック ハンドルが管軸と直角方向になったときに閉じるように取り付ける
(=管軸と同一方向のときが開)
動作 ブルドン管に圧力が加わり管の円弧が広がると、歯付扇形片が
動いて小歯車が回転し、指針が圧力を示す
ブルドン管 断面が扁平な管を円弧状に曲げ、一端を固定し他端を閉じたもの
【コックの向きで開閉が分かるようにするわけ】
閉じたままの計器は、いつまでも同じ値を示し続ける
動かない針を見て「圧力が安定している」と思い込めば、異常に気づけません。構造規格でも、開閉状況を容易に知ることができることが求められています。
【扁平な管が圧力で広がるわけ】
押しつぶされた断面が、内側からの圧力で丸くなろうとする
丸くなろうとすると、曲げてあった円弧が伸びます。その動きを歯車で拡大して、針に伝えます。
出典:二級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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