ボイラー水中の不純物について、適切でないものは次のうちどれか。…

ボイラーの取扱いに関する知識 第19問

ボイラー水中の不純物について、適切でないものは次のうちどれか。

正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。 溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質の沈殿物は、スケールではなくスラッジです。 スケール 伝熱面に固着した硬いもの。こびり付いて剥がれにくい スラッジ 底にたまった軟らかいもの。吹出しで排出できる 同じ不純物でも、固まって付いたか、沈んでたまったかで呼び分けます。 【ボイラー水中の不純物】 溶存O₂   鋼材の腐食の原因になる 溶存CO₂  鋼材の腐食の原因になる スケール   熱伝導率が炭素鋼より低く、伝熱を妨げる
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懸濁物    りん酸カルシウムなどの不溶物質、        エマルジョン化された鉱物油など 【スケールが怖いわけ】 熱伝導率が炭素鋼よりはるかに低い 熱が水へ抜けなくなるので、管の材料に熱がたまり、過熱して膨出や破裂に至ります。燃料も余計に要るようになります。 【スラッジを吹出しで出せるわけ】 固着せず、底に沈んでいるだけだから 底部からの吹出しは、このスラッジを追い出すために行います。逆にいえば、吹出しを怠ればスラッジが積もり、やがて固まります。 【軟化剤を入れるわけ】 硬度成分を、スケールではなくスラッジに変えてしまう 溶けない形にしておけば、底に沈み、吹出しで捨てられます。

出典:二級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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