ボイラー用固体燃料と比べた場合のボイラー用気体燃料の特徴として、適切でないものは次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第23問
ボイラー用固体燃料と比べた場合のボイラー用気体燃料の特徴として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)メタンなどの炭化水素が主成分である。
- (2)発生する熱量が同じ場合、CO₂の発生割合は石炭の1/3以下で、温室効果ガスの削減に有効である。
- (3)燃料中の硫黄分や灰分が少なく、伝熱面や火炉壁を汚染することがほとんどない。
- (4)一般にクリンカの発生がほとんどない。
- (5)漏えいすると、可燃性混合気を作りやすく、爆発の危険性がある。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
発生する熱量が同じ場合、気体燃料のCO₂の発生割合は、石炭の1/3以下ではなく約60%です。
石炭より少ないことは確かですが、三分の一まで減るわけではありません。数字が過大になっています。
【固体燃料と比べた気体燃料の特徴】
成分 メタンなどの炭化水素が主成分
CO₂ 発生する熱量が同じ場合、CO₂の発生割合は石炭の約60%で、
温室効果ガスの削減に有効
汚染 燃料中の硫黄分や灰分が少なく、
伝熱面や火炉壁を汚染することがほとんどない
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クリンカ 一般に、発生がほとんどない
危険性 漏えいすると可燃性混合気を作りやすく、爆発の危険性がある
【CO₂が少ないわけ】
燃えて熱を出す役目の多くを、炭素ではなく水素が担っている
水素が燃えてできるのは水で、CO₂ではありません。水素の比率が高いことと、CO₂が少ないことは、同じ一つの性質の表と裏です。
【クリンカとは】
石炭の灰分が高温で溶けて固まり、火格子や炉壁にこびり付いたもの
気体燃料には灰分がほとんどないので、できようがありません。
【気体燃料の弱点】
漏れれば、空気とよく混ざって燃える混合気になる
液体なら床に溜まって見えますが、気体は広がって見えません。
出典:二級ボイラー技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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