油だきボイラーにおける重油の加熱について、適切でないものは次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第24問
油だきボイラーにおける重油の加熱について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)粘度の低い重油は、噴霧に適した粘度にするために加熱する。
- (2)C重油の加熱温度は、一般に80~105℃である。
- (3)加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼となる。
- (4)加熱温度が高すぎると、バーナ管内で油が気化し、ベーパロックを起こす。
- (5)加熱温度が低すぎると、霧化不良となり、燃焼が不安定となる。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
噴霧に適した粘度にするために加熱するのは、粘度の低い重油ではなく、粘度の高い重油です。
加熱のねらいは、粘りを落として霧にしやすくすることです。はじめからさらさらしているA重油や軽油は、温める必要がありません。温めすぎれば、かえって管の中で沸いてしまいます。
【重油の加熱】
対象 粘度の高いB重油、C重油。A重油や軽油は加熱の必要がない
C重油の加熱温度 一般に80〜105℃
高すぎると いきづき燃焼となる
バーナ管内で油が気化し、ベーパロックを起こす
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低すぎると 霧化不良となり、燃焼が不安定となる。すすが発生する
【ベーパロックとは】
管の中で油が気化して泡になり、ポンプが油を送れなくなる
【いきづき燃焼とは】
火炎が「息をつく」ように、大きくなったり小さくなったりする
【高すぎても低すぎても困る】
高すぎる ベーパロック、いきづき燃焼、炭化物の生成
低すぎる 霧化不良、すすの発生、点火不良、不安定な燃焼
【すすが出るわけ】
霧が粗いと、油の粒が燃え切らないまま炭になって残る
粒が大きければ、表面から燃えていくのに時間がかかります。燃え切る前に炉を出てしまえば、すすとして残ります。
出典:二級ボイラー技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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