ボイラーに用いられるステーについて、適切でないものは次のうちどれか。…

ボイラーの構造に関する知識 第5問

ボイラーに用いられるステーについて、適切でないものは次のうちどれか。

正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。 ガセット板を鏡板に直接溶接で取り付ける場合は、T継手の両側すみ肉溶接ではなく、K形溶接またはレ形溶接とします。つまり、開先を取って板の厚さいっぱいまで溶かし込む完全溶込み溶接です。 【取り付ける相手による違い】 胴板へ取り付ける K形溶接、レ形溶接または両側すみ肉溶接 鏡板へ取り付ける K形溶接またはレ形溶接 胴の側はすみ肉溶接でもよいのに、鏡板の側は認められていません。 【鏡板の側が厳しいわけ】 鏡板は、圧力で膨らもうとする力を正面から受ける板
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その力がガセット板の付け根に集まります。すみ肉溶接は、のど厚の分しか力を受け持てず、継手の根元には溶け込んでいない部分が残ります。そこが割れの起点になります。完全溶込みにすれば、板と同じ厚さで力を伝えられます。 【ステーの種類】 管ステー   鋼管を管板に溶接またはねじ込みで取り付ける。        火炎に触れる部分にねじ込む場合は、端部を縁曲げする ガセットステー 平板で鏡板を胴に支える。熱応力を緩和するため、         鏡板にブリージングスペースを設けて取り付ける 棒ステー   両鏡板の間に設けたものを長手ステー、        鏡板と胴板の間に設けたものを斜めステー という 【ブリージングスペースが要るわけ】 鏡板は、炉筒の伸縮を受け止めてしなる必要がある ガセットステーの取付部の下端と炉筒との間をあけておかないと、逃げ場を失った力が一点に集まります。 【管ステーの端部を縁曲げするわけ】 火炎にあぶられる管の端が、焼け落ちるのを防ぐ はみ出した部分をラッパ状に広げ、熱を受ける面を水側へ逃がします。 【ステーが要るわけ】 平らな板は、圧力で膨らむ 丸い胴は圧力に強い形ですが、鏡板や管板の平らな部分は弱い。そこを支えるのがステーです。

出典:二級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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