ボイラーにおける燃焼安全装置の火炎検出器について、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラーの構造に関する知識 第10問
ボイラーにおける燃焼安全装置の火炎検出器について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)火炎検出器は、火炎の有無又は強弱を検出し、電気信号に変換するもので、あらかじめ定められた条件に適合する火炎だけを検出することが必要である。
- (2)フォトダイオードセルは、光起電力効果を利用したもので、ガス専焼バーナに多く用いられる。
- (3)整流式光電管は、光電子放出現象を利用したもので、油燃焼炎の検出に用いられるが、ガス燃焼炎には適さない。
- (4)紫外線光電管は、光電子放出現象を利用したもので、その検出感度を高めており、炉壁の放射による誤作動もなく、全ての燃料の燃焼炎の検出に用いられる。
- (5)フレームロッドは、ロッドの使用制限温度による制約から、主として燃焼時間の短い点火用のガスバーナに多く用いられる。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
フォトダイオードセルが多く用いられるのは、ガス専焼バーナではなく油バーナです。
油の火炎は、燃えている炭素の粒が赤熱して、目に見える光を強く出します。可視光を捉えるフォトダイオードセルは、この光をよく拾えます。ガスの火炎には、その粒がほとんどありません。
【火炎検出器】
フォトダイオードセル 光起電力効果を利用。主に油バーナに用いる
硫化鉛セル 光導電効果を利用。ゆらぎの多い油の火炎に用いる
整流式光電管 光電子放出現象を利用。油燃焼炎の検出に用いるが、
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ガス燃焼炎には適さない
紫外線光電管 光電子放出現象を利用。検出感度が高く、炉壁の放射に
よる誤作動もなく、すべての燃料の燃焼炎に用いられる
フレームロッド 火炎の導電作用・整流作用を利用。使用制限温度の制約
から、主として点火用のガスバーナに用いる
【紫外線光電管が万能なわけ】
紫外線は、火炎だけが出し、熱くなった炉壁は出さない
赤く光る炉壁を火炎と見間違えない。これが決め手になります。
【火炎検出器に求められること】
あらかじめ定められた条件に適合する火炎だけを検出する
隣のバーナの火や、赤熱した炉壁を火炎と誤れば、燃料が出続けます。
出典:二級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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