ボイラーの休止中の保存法について、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラーの取扱いに関する知識 第18問
ボイラーの休止中の保存法について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)満水保存法は、凍結のおそれがある場合には採用しない。
- (2)満水保存法は、休止期間が3か月程度までの場合に採用する。
- (3)満水保存法では、月に1回以上、保存水の薬剤の濃度が所定の値であるか測定、管理する。
- (4)乾燥保存法では、1か月ごとに吸湿剤を点検し、必要に応じ交換する。
- (5)乾燥保存法で使用する吸湿剤には、一般的にシリカゲルや活性アルミナが用いられる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
乾燥保存法の吸湿剤は、1か月ごとでは間隔が長すぎます。おおむね2週間ごとに点検し、必要に応じて取り替えます。
吸湿剤は、湿気を吸ったぶんだけ効力を失います。効かなくなったまま置いておけば、ボイラーの中に湿気がたまり、錆びはじめます。使いはじめのうちは、短い間隔で確かめます。
【休止中の保存法】
満水保存法 休止期間が3か月程度までの場合に採用する
凍結のおそれがある場合には採用しない
月に1回以上、保存水の薬剤の濃度が所定の値であるか測定・管理する
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乾燥保存法 水を全部抜き、内外面を清掃して完全に乾燥させる
吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数か所に置き、密閉する
吸湿剤には、一般にシリカゲルや活性アルミナを用いる
【二つの使い分け】
満水保存法 短期の休止。すぐに使える状態を保つ
乾燥保存法 長期の休止。凍結のおそれがあるときもこちら
【凍結のおそれがあるとき満水保存にできないわけ】
中の水が凍って膨らみ、ボイラーを壊す
【乾燥保存で密閉するわけ】
外から湿った空気が入れば、吸湿剤がすぐに飽和する
密閉していなければ、どれだけ吸湿剤を入れても追いつきません。
出典:二級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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