次の文中の[  ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、最も適切なものは(1)~(5)のうちどれか。…

溶接施行方法の概要に関する知識 第13問

次の文中の[  ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、最も適切なものは(1)~(5)のうちどれか。「肉盛り溶接法は、減肉箇所に溶接盛金をする方法で、施行箇所を緩やかな傾斜面に研削後、[A]が生じないよう溶接し、最終層の組織を改善するため[B]し、必要に応じ板面と同一面まで平滑に仕上げ、その後[C]を行う。」

正答 (3)
正答は (3)。A=溶込み不足、B=余盛り、C=探傷試験です。 文章はこうなります。 「肉盛り溶接法は、減肉箇所に溶接盛金をする方法で、施行箇所を緩やかな傾斜面に研削後、溶込み不足が生じないよう溶接し、最終層の組織を改善するため余盛りし、必要に応じ板面と同一面まで平滑に仕上げ、その後探傷試験を行う。」 (問題文には「深傷試験」と印刷されていますが、探傷試験のことです。) 【肉盛り溶接法とは】 腐食や摩耗で薄くなった箇所に、溶接で肉を盛り足す修繕 穴があいていなくても、板厚が足りなくなれば圧力に耐えられません。削って健全な面を出し、そこへ盛ります。
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【緩やかな傾斜面に研削するわけ】 急な段のままでは、そこに応力が集中し、溶込みも届かない なだらかにしておけば、溶接棒の先が底まで届き、溶け合います。 【余盛りしてから削るわけ】 最終層は、あとから加熱されないので組織が粗いまま残る いったん余分に盛っておき、その粗い層を削り落とせば、下の焼ならしされた層が表面に出ます。組織を改善するための手順です。 【最後に探傷試験を行うわけ】 修繕の溶接は、現場で、条件の悪いなかで行う 磁粉探傷試験や浸透探傷試験で、割れが出ていないかを確かめます。 【ピーニングとの違い】 ピーニング ビードをたたいて、残留応力をやわらげる 行うこともありますが、この文の流れでは、仕上げたあとに行うのは確かめる作業(探傷試験)です。

出典:普通ボイラー溶接士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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