放射線透過試験の透過写真によるきずの像の分類方法により、きずの種類とそのきずの種別を示したAからDまでの語句のうち、適切…
溶接部の検査方法の概要に関する知識 第27問
放射線透過試験の透過写真によるきずの像の分類方法により、きずの種類とそのきずの種別を示したAからDまでの語句のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。(きずの種類 …… きずの種別)A 丸いブローホール・・・・・・・・・・第1種B タングステン巻込み・・・・・・・・第2種C 割れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第3種D 溶込み不良・融合不良・・・・・・第4種
- (1)A,B
- (2)A,B,C
- (3)A,C
- (4)A,C,D
- (5)B,D
正答 (3)
正答は (3)。A,C が適切です。
【きずの像の種別(放射線透過試験)】
第1種 丸いブローホール及びこれに類する丸いきず
第2種 細長いスラグ巻込み、パイプ、溶込み不良、融合不良及び
これらに類するきず
第3種 割れ及びこれに類するきず
第4種 タングステン巻込み
【当てはめる】
A 丸いブローホール → 第1種 正しい
B タングステン巻込み → 第4種 誤り
C 割れ → 第3種 正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
D 溶込み不良・融合不良 → 第2種 誤り
【種別の並びの意味】
第1種 丸いきず
第2種 細長いきず
第3種 割れ
第4種 タングステン巻込み
形で分けているのが第1種と第2種、危険度で別枠にしてあるのが第3種、材料が混ざったものが第4種、と考えると覚えやすくなります。
【割れが別扱いになるわけ】
割れは、大きさにかかわらず許されない
丸いきずや細長いきずは、大きさと数で等級を決めますが、割れは見つかった時点で不合格です。
【タングステン巻込みが第4種であるわけ】
ティグ溶接で、電極の先が溶けて落ち込んだもの
タングステンは鋼より放射線を通しにくいので、透過写真ではまわりより白く写ります。ほかのきずが黒く写るのと逆なので、見分けがつきます。
【溶込み不良と融合不良が第2種であるわけ】
どちらも、溶接線に沿った細長い像になる
形が似ているものをまとめている、という分け方です。
出典:普通ボイラー溶接士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「溶接部の検査方法の概要に関する知識」のほかの問題
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第29問溶接部に対して行う浸透探傷試験に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第28問溶接部の調査のために実施するAからEまでの試験について、破壊試験方法に該当するもののみを
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第27問溶接部に対して行われる非破壊試験に関する次の文中の[ ]内に入れるA及びBの語句の組合
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第29問溶接部に対する浸透探傷試験に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せ
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第28問溶接部のじん性又はぜい性を調べる試験は、次のうちどれか。
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第27問溶接部に対する放射線透過試験で、「第2種のきず」に該当するものは、次のうちどれか。
スポンサーリンク

