溶接部に対して行われる非破壊試験に関する次の文中の[  ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(…

溶接部の検査方法の概要に関する知識 第27問

溶接部に対して行われる非破壊試験に関する次の文中の[  ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。「磁粉探傷試験は、溶接部を[A]した後、磁粉を散布し、磁粉の付着状況により[B]のきずを探知する方法である。」

正答 (4)
正答は (4)。A=磁化、B=表面又は表面からごく浅い部分 です。 文章はこうなります。 「磁粉探傷試験は、溶接部を磁化した後、磁粉を散布し、磁粉の付着状況により表面又は表面からごく浅い部分のきずを探知する方法である。」 【磁粉探傷試験のしくみ】 溶接部を磁化する → きずのところで磁束が乱れ、外へ漏れる → そこへ磁粉が吸い寄せられて集まる → 線として見える 漏れた磁束(漏えい磁束)が磁粉を集めるので、漏えい磁束探傷とも呼ばれます。 【どこまで見えるか】 表面に開口したきず
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表面からごく浅い内部のきず 内部に深く入ったきずは、漏れる磁束が表面まで届かないので見つかりません。 【浸透探傷試験との違い】 磁粉探傷 鉄など磁性のある材料だけ。表面のすぐ下も見える 浸透探傷 材料を選ばない。表面に開口したきずだけ 鋼の溶接部なら、磁粉探傷のほうが検出性能が優れています。ステンレスやアルミなど磁石に付かない材料では使えません。 【「硬化」「軟化」が入らないわけ】 磁粉探傷は、材料の硬さをいじる試験ではない やることは磁石にすることだけです。試験のあとは、必要に応じて脱磁します。 【脱磁が要ることがあるわけ】 磁気が残っていると、あとの溶接で磁気吹きを起こす また、鉄粉が付きやすくなるなどの不都合も出ます。 【内部のきずを見たいとき】 放射線透過試験、超音波探傷試験

出典:普通ボイラー溶接士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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