次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句又は数値の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。…
ボイラーの工作及び修繕方法に関する知識 第8問
次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句又は数値の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。「外圧を受ける胴の強め輪を[A]溶接する場合、ビードの長さは[B]とし、ビードの間隔は胴板の厚さの[C]倍以下で、かつ一溶接線のビードの合計長さを胴外周の1/2以上とする。」
- (1)A: 連続 B: 75mm以下 C: 8
- (2)A: 連続 B: 95mm以上 C: 10
- (3)A: 断続 B: 75mm以下 C: 8
- (4)A: 断続 B: 75mm以下 C: 12
- (5)A: 断続 B: 95mm以上 C: 10
正答 (3)
正答は (3)。A=断続、B=75mm以下、C=8 です。
文章はこうなります。
「外圧を受ける胴の強め輪を断続溶接する場合、ビードの長さは75mm以下とし、ビードの間隔は胴板の厚さの8倍以下で、かつ一溶接線のビードの合計長さを胴外周の1/2以上とする。」
【強め輪の取付け】
連続溶接または断続溶接とすることができる
断続溶接は、並列溶接または千鳥溶接で行う
「ビードの長さ」「ビードの間隔」という言葉が出てくる時点で、とびとびに溶接する断続溶接の話だと分かります。連続溶接なら、間隔という考え方そのものがありません。
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【三つの数字】
1ビードの長さ 75mm以下
ビードの間隔 胴板の厚さの8倍以下
一溶接線の合計長さ 胴外周の1/2以上
【間隔を板厚の8倍以下とするわけ】
離れすぎると、その間で胴がへこむ
強め輪は、外圧で胴がつぶれるのを防ぐ輪です。溶接がとびとびでも、十分に近い間隔でつながっていれば、輪として働きます。
【合計長さを外周の1/2以上とするわけ】
一周のうち、半分以上は確実につながっている必要がある
【断続溶接にするわけ】
連続溶接より入熱が少なく、ひずみも残留応力も小さい
そのかわり、上の条件を満たさなければ強め輪として役に立ちません。
【炉筒など火炎に触れるものは別】
片面が火炎に触れるものの強め輪の取付けは、断続溶接にできない
すき間に燃焼ガスが入り込み、そこから焼損するためです。
出典:特別ボイラー溶接士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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