船舶上に設置された走行式橋形クレーン型式の揚貨装置で荷をつり上げ、つり荷を移動させるために上甲板口両側に設置された走行レ…

揚貨装置の運転のために必要な力学に関する知識 第35問

船舶上に設置された走行式橋形クレーン型式の揚貨装置で荷をつり上げ、つり荷を移動させるために上甲板口両側に設置された走行レールに沿って、10秒間に8m移動する速度で走行させながら、10秒間に6m移動する速度で横行させ続けているとき、つり荷が10秒間に移動する距離は(1)~(5)のうちどれか。

正答 (3)
正答は (3)。10m です。 走行と横行は直角の向きなので、動いた距離は直角三角形の斜辺になります。 【計算】 走行 8m / 横行 6m 距離 = √(8の2乗 + 6の2乗)    = √(64 + 36)    = √100 = 10m 足して14mとしてはいけません。向きが違う二つの動きは、そのまま足せません。 【三平方の定理】 斜辺の2乗 = 他の二辺の2乗の和 【よく出る組合せ】 3 : 4 : 5 6 : 8 : 10 5 : 12 : 13
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この問題は6と8なので10。3:4:5 を2倍した形です。この組合せを覚えておくと、計算せずに答えが出ます。 【ほかの選択肢】 (1) 6m  横行だけの距離 (2) 8m  走行だけの距離 (4) 12m (5) 14m  8と6を足した値 (5)が最も引っかかりやすい選択肢です。同じ向きに動いた のであれば足してよいのですが、直角の向きなので違います。 【速度でも同じ】 走行 0.8m毎秒 / 横行 0.6m毎秒 合成 √(0.64 + 0.36) = 1.0m毎秒 10秒間 → 10m 速度を合成してから時間をかけても、同じ答えになります。 【つり荷が描く線】 走行の向きと横行の向きの間を、斜めに進む 二つの動きを同時にすると、つり荷は斜めに進みます。荷の通り道を読むときは、この合成した向きで考えます。

出典:揚貨装置運転士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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