電気抵抗に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
原動機及び電気に関する知識 第23問
電気抵抗に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)抵抗の単位はオーム(Ω)で、1000000Ωは1MΩとも表す。
- (2)抵抗を並列に接続したときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれよりも小さい。
- (3)6Ωと12Ωの抵抗を直列に接続したときの合成抵抗の値は、18Ωである。
- (4)導体でできた円形断面の電線の場合、断面の直径が同じまま長さが3倍になると抵抗の値は3倍になる。
- (5)導体でできた円形断面の電線の場合、長さが同じまま断面の直径が2倍になると抵抗の値は2分の1になる。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
導体の電線の直径が2倍になると、断面積は4倍になるので、抵抗の値は4分の1になります。2分の1ではありません。
【抵抗の式】
抵抗 = 比抵抗 × 長さ ÷ 断面積
長さが2倍 → 抵抗は2倍
断面積が2倍 → 抵抗は2分の1
直径が2倍 → 断面積は4倍 → 抵抗は4分の1
直径と断面積を取り違えないのが要点です。円の断面積は直径の2乗に比例します。
【ほかの選択肢】
(1) 1000000Ωは1MΩとも表す 適切
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(2) 抵抗を並列に接続したときの合成抵抗は、個々の抵抗のどれよりも
小さい 適切
(3) 6Ωと12Ωを直列に接続したときの合成抵抗は18Ω 適切
(4) 長さが3倍になると抵抗の値は3倍になる 適切
【直列と並列】
直列 合成抵抗 = 個々の抵抗の和
並列 合成抵抗 = 個々の抵抗のどれよりも小さい
並列は電流の通り道が増えるので、全体としては流れやすくなります。道を増やせば渋滞が減るのと同じです。
【並列の計算】
1 ÷(1/6 + 1/12) = 1 ÷(2/12 + 1/12) = 4Ω
6Ωと12Ωを並列にすると4Ωで、どちらよりも小さくなります。
【メガという単位が出てくる場面】
絶縁抵抗の測定
絶縁抵抗はふつう数MΩ以上あります。これが下がると漏電します。
【長さと断面積の効き方】
長い → 抵抗が大きい(道が長い)
太い → 抵抗が小さい(道が広い)
出典:揚貨装置運転士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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