デリックの種類及び型式に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。…
クレーン及びデリックに関する知識 第8問
デリックの種類及び型式に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
- (1)鳥居形デリックは、2本のマストとその上端を結ぶ横ばりをガイロープにより後方から支えるもので、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ及び巻下げを行う。
- (2)スチフレッグデリックは、1本の直立したマストを通常135°に開いた2本のガイロープにより後方から支えるもので、安定度はガイデリックより小さい。
- (3)ガイデリックは、1本の傾斜したマストを6本以上のガイロープにより支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして旋回するが、旋回角度はガイロープにより制限され、通常は240°が限度である。
- (4)ジンポールデリックは、2本のマストを4本以上のガイロープにより支えるもので、マストを直立させて使用する。
- (5)二又デリックは、下端が互いに交差する2本のマストを2本以上のガイロープにより後方から支えるもので、旋回は120°まで可能である。
正答 (1)
正答は (1)。鳥居形デリックの記述が適切です。
鳥居形デリックは、2本のマストとその上端を結ぶ横ばりを、ガイロープにより後方から支える形です。ブームを持たず、数個のつり具の組合せで荷の巻上げ・巻下げを行います。
【ほかの選択肢の誤り】
(2) スチフレッグデリック 通常90°に開いた2本のステーにより
後方から支える。安定度はガイデリックより大きい
(3) ガイデリック 1本の直立したマストを6本以上のガイロープで
支える。ブームは360°まで旋回する
(4) ジンポールデリック 1本のマストを3本以上のガイロープで
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支える。マストをやや傾斜させて使用する
(5) 二又デリック 下端が開いた2本のマストを、2本以上の
ガイロープにより後方から支える。旋回はしない
【支え方と旋回で見分ける】
ガイデリック ガイロープ6本以上。360°旋回できる
スチフレッグデリック 90°に開いた2本のステー。旋回は240°が限度
ジンポールデリック ガイロープ3本以上。旋回しない
二又デリック 2本のマスト。旋回しない
鳥居形デリック 2本のマストと横ばり。旋回しない
【旋回できるのは二つだけ】
ガイデリックとスチフレッグデリック
「旋回◯◯°まで可能」と書かれていたら、まずこの二つかどうかを確かめます。180°や120°という数字は、作られた誤りです。
【スチフレッグの安定度が高いわけ】
ロープではなく、固い脚(ステー)で支えている
ガイロープは伸びますが、斜脚は伸びません。そのぶん据付面積も小さくて済み、屋内や狭い場所に向きます。
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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