デリックの旋回に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
クレーン及びデリックに関する知識 第10問
デリックの旋回に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)デリック用ウインチのスインガードラムは、旋回用ワイヤロープの巻取り、巻戻しにより旋回を行うもので、ウインチドラムの前側に設けられている。
- (2)旋回するデリックでは、ブルホイールに取り付けられたストライカにより、リミットスイッチを作動させて、旋回の制限位置の手前で警報させているものがある。
- (3)ガイデリックでは、ブルホイールが回転するとき、マストは回転しない。
- (4)ブルホイールは、マスト下部に水平に固定された円形の輪である。
- (5)旋回専用の電動機で旋回装置を駆動して、ブームを旋回させるデリックがある。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
ガイデリックでは、ブルホイールが回転するとき、マストも一緒に回転します。
ガイデリックは、マストの下部にブルホイール(大きな円形の輪)を水平に固定し、これを回すことでブームを旋回させます。ブルホイールがマストに固定されている以上、ブルホイールが回ればマストも回ります。6本以上のガイロープは、回るマストの頭を支え続ける役目です。
【デリックの旋回】
ブルホイール マスト下部に水平に固定された円形の輪
スインガードラム デリック用ウインチにあり、旋回用ワイヤロープの
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巻取り・巻戻しにより旋回を行う。
ウインチドラムの前側に設けられている
警報 ブルホイールに取り付けられたストライカによりリミットスイッチを
作動させ、旋回の制限位置の手前で警報させるものがある
電動旋回 旋回専用の電動機で旋回装置を駆動し、ブームを旋回させるものもある
【制限位置の手前で警報するわけ】
回しすぎる前に、運転者に知らせる
ガイデリックのブームはガイロープをくぐって360°まで回れますが、旋回用ワイヤロープの巻取り量や、据え付けた現場の事情で、実際に回してよい範囲は決められています。
【スチフレッグデリックの旋回】
マストと2本のステーがつくる範囲だけ旋回できる
ガイデリックが360°まで回れるのに対し、スチフレッグデリックはステーが邪魔になるので240°が限度です。
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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