ビュールマンのZH-L16モデルに基づく減圧方法などに関し、誤っているものは次のうちどれか。…

送気、潜降及び浮上 第16問

ビュールマンのZH-L16モデルに基づく減圧方法などに関し、誤っているものは次のうちどれか。

正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。 不活性ガスの出入りは「時間の経過に比例して」行われるのではありません。指数関数的に進みます。 分圧の差が大きいほど移動が速いのはそのとおりです。しかし移動が進むと差そのものが縮まるので、移動の速さもどんどん落ちていきます。一定の速さで進むわけではないため、時間に比例しません。 この性質があるからこそ、半飽和時間という考え方が使われます。1回分の半飽和時間で差の50%、2回分で75%、3回分で87.5%と、残りの半分ずつが埋まっていく形です。比例であればこんな指標は必要ありません。 (2)〜(5)はいずれも正しい記述です。 (4) 飽和水蒸気圧5.67kPaを差し引くのは、肺の中の空気が水蒸気で飽和しており、その分だけ不活性ガスの分圧が下がるためです (5) 潜降にかかる時間を無視して「最初から海底にいた」として計算すると、実際より多くガスを取り込んだことになります。多めに見積もるほうが安全側なので、これで構いません 出典:ビュールマン ZH-L16 モデルの標準的な考え方

潜水士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)

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