ヘルメット式潜水の送気系統を示した下の図において、AからCの設備の名称の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちど…
送気、潜降及び浮上 第11問
ヘルメット式潜水の送気系統を示した下の図において、AからCの設備の名称の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。ABCストレーナ送気ホースへABC

- (1)安全弁 調節用空気槽 予備空気槽
- (2)安全弁 予備空気槽 調節用空気槽
- (3)逆止弁 調節用空気槽 空気清浄装置
- (4)逆止弁 予備空気槽 空気清浄装置
- (5)逆止弁 コンプレッサー 空気清浄装置
正答 (4)
正答は (4)。A=逆止弁、B=予備空気槽、C=空気清浄装置です。
図を左から追うと、ストレーナ(格子)から外気を吸い込み、コンプレッサーで圧縮し、配管を経て容器へ入り、最後に送気ホースへ向かう流れになっています。
A コンプレッサーの直後にある小さな記号。ここは逆止弁です。
圧縮した空気が逆流してコンプレッサー側へ戻らないようにします。
B 圧力計が付いた大きな容器。空気槽です。
ヘルメット式の系統図では、事故に備えて空気を蓄える予備空気槽が この位置に描かれます。
C 空気槽の後ろ、送気ホースへ出る直前の縦長の容器。空気清浄装置です。
潜水者が吸う直前に、油分や水分、においを取り除きます。
見分けの決め手は圧力計です。圧力計が付いている容器は空気槽、付いていない縦長の筒は空気清浄装置と判断できます。清浄装置は空気を通すだけなので、圧力を監視する必要がないからです。
送気系統の並び(送気式潜水)
ストレーナ → コンプレッサー → 空気清浄装置 → 逆止弁 → 空気槽
→ (空気清浄装置)→ 送気ホース → ヘルメット/マスク
各部の見分け方(図で問われるときの手がかり)
ストレーナ いちばん手前の格子状の記号。外気を吸い込む入口
コンプレッサー 台の上に載った箱形。図では最も大きく描かれる
逆止弁 配管の途中の小さな丸い記号。空気の逆流を止める
空気槽 圧力計が付いた容器。圧力計が付いていたら空気槽と考えてよい
空気清浄装置 空気槽の後ろに置かれる縦長の箱
予備ボンベ 潜水者側、マスクやヘルメットのそばにぶら下がる小型容器
圧力計が付いているかどうかが最大の手がかりです。
空気槽は圧力を監視する必要があるので必ず圧力計を伴います。
清浄装置は空気を通すだけなので圧力計が付きません。
出典:送気式潜水の送気系統の一般的な構成
潜水士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)

