生命保険の基本的な仕組みに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
リスク管理 (12)
生命保険の基本的な仕組みに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)生命保険契約に基づき支払われる契約者配当金は、配当所得として所得税の課税対象となる。
- (2)生命保険会社が予定利率を引き下げた場合、通常、その後の終身保険の新規契約の保険料は安くなる。
- (3)生命保険会社が予定事業費率を引き下げた場合、通常、その後の終身保険の新規契約の保険料は安くなる。
- (4)保険料は、保険会社が保険契約を維持・管理していくために必要な経費等の財源となる純保険料と、将来の保険金等の支払いの財源となる付加保険料で構成されている。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切です。
保険料は「予定死亡率・予定利率・予定事業費率」の3つの予定率で計算されます。予定事業費率は、保険会社の運営経費の見込みの割合です。これを引き下げると、保険料に上乗せする経費が減るので、保険料は安くなります。
【ほかの選択肢】
(1) 契約者配当金は、払い込んだ保険料の精算(割戻し)の性質を持つため、受け取っても配当所得にはなりません。満期保険金や解約返戻金を受け取るときに、払込保険料から差し引いて一時所得を計算します。 誤り
(2) 予定利率は、保険料を運用して得られる見込みの利回りです。引き下げると運用で賄える分が減るので、保険料は高くなります。 誤り
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(4) 純保険料と付加保険料の説明が逆です。純保険料は将来の保険金の支払いの財源、付加保険料は契約の維持・管理の経費の財源です。 誤り
【予定率と保険料】
予定死亡率 引き下げ → 死亡保険の保険料は安く(年金保険は高く)
予定利率 引き下げ → 保険料は高く
予定事業費率 引き下げ → 保険料は安く
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2025年5月 (12)出典元ページ
最終更新日
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