不動産の売買契約において、買主が売主に解約手付を交付した場合、売主は、( ① )が契約の履行に着手するまでは、受領した手…
不動産 (51)
不動産の売買契約において、買主が売主に解約手付を交付した場合、売主は、( ① )が契約の履行に着手するまでは、受領した手付( ② )を買主に提供することで、契約の解除をすることができる。
- (1)① 買主 ② と同額
- (2)① 買主 ② の倍額
- (3)① 売主 ② と同額
正答 (2)
正答は (2) ① 買主 ② の倍額。
売主が解約手付によって契約を解除するには、買主が契約の履行に着手するまでに、手付金の倍額を現実に提供する必要があります。
【解約手付による解除】
買主から解除 手付金を放棄する
売主から解除 手付金の倍額を現実に提供する
どちらも同じ額の損を負う形になっていて、釣り合いが取れています。売主が受け取った分を返すだけでは、売主だけが何も失わずに解除できてしまいます。(1)(3)の「と同額」はこの点を誤らせる選択肢です。
【解除できる時期】
相手方が契約の履行に着手するまで
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売主が解除する場合は「買主が」履行に着手するまでです。自分が着手していても、相手方が着手していなければ解除できます。「相手方が」という点に注意してください。
【手付の種類】
解約手付 解除権を留保するための手付(民法上、手付は解約手付と推定される)
証約手付 契約成立の証拠としての手付
違約手付 債務不履行があった場合の違約金としての手付
【宅地建物取引業法の制限】
宅建業者が自ら売主となり買主が業者でない場合、手付金は代金の額の2割を超えてはならない
受け取った手付は、どのような性質のものであっても解約手付とみなされる
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2022年1月 (51)出典元ページ
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