手動ガス溶接器及び手動ガス切断器に関し、適切なものは次のうちどれか。…
アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識 第14問
手動ガス溶接器及び手動ガス切断器に関し、適切なものは次のうちどれか。
- (1)A形溶接器は、ミキサ内に針弁があり、この針弁により酸素流量を調節できる。
- (2)A形溶接器では、火口番号は、1時間当たりのアセチレン消費量(L)を示すものとされている。
- (3)B形溶接器は、ミキサが吹管本体に組み込まれており、A形溶接器に比べて火口が重い。
- (4)低圧用溶接器は、中圧アセチレンにも使用できるが、中圧用溶接器は、低圧アセチレンには使用できない。
- (5)3形切断器は、燃料ガスホース継手から導入された燃料ガスが本体の内部で二つの通路に分けられ、一方は予熱炎に、他方は切断用に使われる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切な記述です。
低圧用溶接器は中圧アセチレンにも使用できますが、中圧用溶接器は低圧アセチレンには使用できません。
【なぜ一方通行なのか】
中圧用(等圧式)は、燃料ガスに一定の圧力があることを前提にした構造です。低圧アセチレンで使うと燃料ガスの圧力が足りず、
酸素の圧力 > アセチレンの圧力
→ 酸素がアセチレン通路へ逆流 → 逆火の原因
低圧用は、もともと燃料ガスの圧力が低い前提で作られているので、圧力が高くても差し支えありません。
【ほかの選択肢】
(1) A形溶接器は、ミキサが火口内部に組み込まれた不変圧式で、
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一度火炎を調整すれば再点火時の調整が不要なことが特徴です。使用中に針弁で酸素流量を調節する、という
構造の説明はA形にあてはまりません。
(2) 火口番号の意味が逆です。
A形 …… 溶接板厚(mm)
B形 …… 1時間当たりのアセチレン消費量(L)
(3) B形はミキサが吹管本体に組み込まれており、火口は
通路だけなので軽くなります。「重い」は誤りです。
重いのはミキサを抱えたA形の火口です。
(5) 3形切断器で二つの通路に分かれるのは、燃料ガスではなく
酸素です。
予熱炎用の酸素 …… 燃料ガスと混ざって炎をつくる
切断酸素 …… そのまま噴射して鉄を燃やす
ガス切断は、高圧の酸素で鉄を燃やして吹き飛ばす作業ですから、二つに分かれるのは酸素です。
出典:ガス溶接作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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