目的とする放射性核種の沈殿を防ぐために加えるのはどれか。…

午前 第2問

目的とする放射性核種の沈殿を防ぐために加えるのはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。目的核種の沈殿を防ぐのは保持担体です。 放射化学分離では、核種の量がきわめて少ないため、ほかの沈殿に巻き込まれて一緒に落ちてしまう(共沈する)ことがあります。これを防ぐために、溶液中に残したい核種と同じ元素の安定同位体を加えておくのが保持担体(ホールドバックキャリア)です。目的の核種は担体と一緒に溶液に保たれ、沈殿へ持っていかれにくくなります。 【ほかの選択肢】 (1) 還元剤:酸化数を変えて化学形を整えるもの。沈殿を防ぐ目的のものではない。誤り (2) 共沈剤:目的の核種を沈殿に取り込ませて回収するために加えるもので、逆の働き。誤り
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(3) 捕集剤:共沈剤と同じく、微量の核種を沈殿に集めるためのもの。誤り (5) スカベンジャ:不要な核種を沈殿に吸着させて取り除くための沈殿剤。目的核種の沈殿を防ぐものではない。誤り 【見分け方】 溶液に「残す」→ 保持担体 沈殿に「集める」→ 共沈剤・捕集剤(不要物を集めるならスカベンジャ)

出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問2(厚生労働省 公表)出典元ページ

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