国際放射線防護委員会〈ICRP〉による放射線防護体系の考え方で正しいのはどれか。…
午後 第96問
国際放射線防護委員会〈ICRP〉による放射線防護体系の考え方で正しいのはどれか。
- (1)医療被ばくには線量限度が適用される。
- (2)線量拘束値は正当化のプロセスで考慮される。
- (3)線量限度は線量拘束値より低い値に設定される。
- (4)防護の最適化では経済的・社会的要因を考慮しなければならない。
- (5)放射線被ばくを伴う状況では防護の最適化を最初に考慮しなければならない。
正答 (4)
正答は (4)。防護の最適化では、経済的・社会的要因を考慮しなければなりません。
ICRP の放射線防護体系は、正当化・最適化・線量限度の適用の3原則からなります。最適化は、被ばくの可能性、被ばくする人の数、個人の線量を、経済的・社会的な要因を考慮したうえで、合理的に達成できる限り低く保つこと(ALARA)です。
【ほかの選択肢】
(1) 医療被ばく(患者の被ばく)には線量限度は適用されない。患者が利益を得るための被ばくなので、正当化と最適化で管理し、診断では DRL を使う。誤り
(2) 線量拘束値は、最適化のプロセスで個人の線量の上限の目安として使う。正当化のプロセスではない。誤り
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(3) 線量拘束値は線量限度より低い値に設定する。逆。誤り
(5) 被ばくを伴う行為では、まず正当化(利益が害を上回るか)を考える。最適化はその次。誤り
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問96(厚生労働省 公表)出典元ページ
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