正常の脳核医学画像(別冊No. 6)を別に示す。使用した放射性医薬品はどれか。…
午後 第16問
正常の脳核医学画像(別冊No. 6)を別に示す。使用した放射性医薬品はどれか。
- (1)¹²³I-IMP
- (2)¹⁸F-FDG
- (3)¹⁵O-CO₂ガス
- (4)¹²³I-イオフルパン
- (5)¹⁸F-フルテメタモル
正答 (5)
正答は (5)。使用した放射性医薬品は ¹⁸F-フルテメタモルです。
【画像の見方】
強い集積(赤・ピンク)が、脳の表面の皮質ではなく、脳の深部の白質(側脳室の周り、脳梁の付近)に、白質の形に沿って帯状に分布しています。皮質の集積は低く、皮質と白質の境界がはっきりしています。
¹⁸F-フルテメタモルは、脳のアミロイドβの沈着を見るアミロイド PET の薬剤です。アミロイドが沈着していない正常の脳では、白質への非特異的な集積だけが写り、皮質には集まりません(陰性の所見)。アルツハイマー病などでアミロイドが沈着すると、皮質にも集積が広がり、皮質と白質の境界がわからなくなります(陽性)。
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【ほかの選択肢】
(1) ¹²³I-IMP 脳血流製剤で、血流の多い皮質や基底核に集まり、白質は低く写ります 誤り
(2) ¹⁸F-FDG ブドウ糖の代謝を反映し、皮質と基底核・視床に強く集まり、白質は低く写ります 誤り
(3) ¹⁵O-CO₂ガス 脳血流の測定に使い、灰白質が高く写ります 誤り
(4) ¹²³I-イオフルパン 線条体(尾状核と被殻)だけに集まります 誤り
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問16(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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