ハング・スタートの原因で次のうち正しいものはどれか。…
タービン発動機 第23問
ハング・スタートの原因で次のうち正しいものはどれか。
- (1)始動中、エンジンが自立回転数に達してもスタータが回転している場合
- (2)エンジン回転数に対する燃料流量が過多である場合
- (3)スタータのトルクが不足している場合
- (4)燃焼室内の残留燃料に着火した場合
正答 (3)
正答は (3)。これが正しいものです。
ハング・スタートは、始動で点火・燃焼が始まったのに、エンジンの回転数が自立回転数まで上がらず、低い回転数のまま止まってしまう状態です。スタータのトルクが不足していると、エンジンを自立回転数まで加速できず、ハング・スタートの原因になります。
【ほかの選択肢】
(1) 自立回転数に達した後もスタータが回り続けるのは、スタータの切り離しの不具合で、ハング・スタートの原因ではありません 誤り
(2) 回転数に対して燃料流量が多過ぎると、排気ガス温度が制限を超えるホット・スタートの原因になります 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 燃焼室に残った燃料に着火すると、排気ガス温度の急上昇(ホット・スタート)や排気口からの炎(トーチング)につながります 誤り
【始動の不具合の区別】
ホット・スタート 着火したが、排気ガス温度が制限を超える
ハング・スタート 着火したが、回転数が自立回転数まで上がらない
ノー・スタート(着火しない) 点火系統や燃料系統の不具合など
ハング・スタートの原因には、スタータのトルク不足や早過ぎるスタータの切り離し、燃料流量の不足などが挙げられます。
出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 一等航空整備士(回転翼) タービン発動機 問23(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
- 二等航空整備士(飛行機) 令和3年3月期 第17問
- 一等航空整備士(回転翼) 令和3年7月期 第23問
- 二等航空整備士(飛行機) 令和4年3月期 第14問
- 二等航空整備士(回転翼) 令和5年3月期 第18問
「タービン発動機」のほかの問題
- 令和元年11月期 第19問ターボシャフト・エンジンの排気系統に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあ
- 令和2年7月期 第14問遠心式パーティクル・セパレータに関する説明で次のうち誤っているものはどれか。
- 令和3年3月期 第11問ベアリングに関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。 (1)~(5)の
- 令和4年7月期 第1問耐空性審査要領の「定義」で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の
- 令和5年3月期 第22問タービン・エンジンの材料と特異現象に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあ
- 平成31年3月期 第24問エンジン滑油ブリーザ系統の目的で次のうち誤っているものはどれか。
スポンサーリンク

